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今夜放送の4Kリマスター「ウルトラQ」は名怪獣パゴスの登場する第18話『虹の卵』デッス

鳥町田で山崩れが起り走行中の濃縮ウラン輸送のトラックが行方不明になった。取材に現場へとんだ淳たち3人は黒焦げになったトラックを発見した。その頃、烏町田の村の子どもたちは、サザメ竹の花を見つけ、これと一緒に虹の卵をみつけると願いごとがかなえられるという、老婆の言葉を信じ虻の卵を探し歩いていた。淳たちは、子供たちの持つサザメ竹の花を見て、大異変の起きる前兆と案ずるのだった。病院で淳たちが、救かったトラックの運転手の話を聞くと、はじめ虹のような形をした金色の光が見え、続いて龍巻みたいに土や岩を噴きあげたというのだ。淳は、以前北京に出現したパゴスの仕業に違いないと考えた。パゴスには分子構造破壊光線を出す器官があり、その光線を吐くと金色の虹に見えるのだった。淳は子どもたちの危険を感じ、彼らのところへ急ぐ、パゴスは虹の卵(濃縮ウラン)を見つけた子どもたちのリーダーピー子の方に向っていた……

典型的な巨大怪獣の都市破壊を描いたドラマですが、それにジュブナイル的な要素を加味した忘れられない名作デッス。監督は飯島敏宏氏、脚本は山田正弘氏、サザメ竹に花が咲いたら不吉なことが起こるという言い伝えと、見つけたら願い事がかなうという虹の卵の話、おばあさんの足を治したい子供たち、そして巨大地底怪獣パゴスの出現、新産業都市を破壊するパゴスを抹殺する新兵器ネオニュートロンミサイル…パゴスは倒されおばあさんの足が治ってハッピーエンド、一見なんの関連性もないような伏線が30分という短い時間でみごとにまとまっています。

パゴスは東宝から借用したバラゴンの改造であることは有名ですね。基本頭部のすげ替えですが、撮影後に東宝に返却するため、胴体を保護するよう皮膜が追加されているので、バラゴンに比べてずいぶんメタボな体型に変わっています。でも頭部の造形はすばらしいですね。背中のジャバラ状のヒレにしかバラゴンの面影は残っていません。ほんと見事な改造だと思いマッス

このパゴスはずいぶん昔に作ったマーメイド大石さん原型のキャストキットです。メタボ体型がより強調されていて、ちょっと着ぐるみ再現とは離れた造型です。でも頭部は見事な造型ですね。作った当時はなんの道具も持ってなくて、ホームセンターでやすり買ってきて、上下に分割された胴体パーツのすり合わせるのにゴリゴリやってたの思い出します。歯も自作して植え付けるようになっていて、はじめはつまようじを移植してたんですが、ボロボロになったのでプラ棒に変換したの思い出しました。気泡も、組み立てた当時はそのままで塗装してたんですが、後にパテで修正してリペイントしました。
ちなみに上の写真2枚が改修後、一番下が改修前です~全身リペイントして、歯はぜんぶ入れ替えしてるんですが、あまり写真では判りませんねェ~ダハハ

さて来週は、これもまた名作中の名作「2020年の挑戦」デッス フォフォフォフォ~ッ