今朝の4Kリマスター「ウルトラセブン」は第21話『海底基地を追え』デッス
謎の海難事故が相次いで起こった。漁船・第三黒汐丸が最期に残した言葉は「戦艦大和らしい姿が海上に現れた」というものだった。ウルトラ警備隊は潜水艇ハイドランジャーで調査に乗り出すが、アマギの搭乗したハイドランジャー2号、そして、フルハシの搭乗したハイドランジャー1号が次々に謎のヒトデ型円盤によって操縦不能にされてしまう。ヒトデ型円盤は、海底に沈んだ戦艦などを再利用し爆弾ロボットに仕立て上げ、世界各地で事件を起こしていたミミー星人のものだった。伊豆下田に現れた戦艦大和を元に造られた兵器アイアンロックスにダンはウルトラセブンに変身して立ち向かうが、手枷・足枷によって動きを封じられてしまう。爆弾ロボットアイアンロックスが自爆する時が迫り、セブンは窮地に陥るが、なんとか手枷・足枷を破り、エメリウム光線でアイアンロックスを撃破する。ミミー星人はハイドランジャーを操縦不能にさせていた光線を止め、逃亡を図ったが、ハイドランジャーの攻撃によって撃墜された……
戦艦大和の亡霊のような爆弾ロボットアイアンロックスの登場するエピソードデッスただし劇中ではアイアンロックスとは呼称されていなかったと思います。太平洋戦争で撃沈され、海底に眠る戦艦のスクラップで再生したロボットですね。船体はなく、艦橋部分しか確認できません。はたして海面下はどういう構造になっているのかめっちゃ気になります~
演出は鈴木俊継監督、脚本はセブンゆいいつの赤井鬼介氏です。ストーリー的には平均点の地味なエピソードですね。ただ戦艦型のロボットという発想は斬新だと思いマッス。
前回は陸のマグマライザー、今回は海のハイドランジャーの活躍するエピソードデッス
ミミー星人はドラマには登場しませんが、ヒトデ型円盤を駆使して暗躍していました。
このアイアンロックスはイーグルクラフトさんの作品で、30cmクラスゆいいつのアイテムデッス
特撮ドラマに使用されるプロップでは、スケールモデルのようにディテールを詳細に再現すると、かえって特撮的雰囲気が損なわれます。劇中のアイアンロックスは、シルエット重視のざっくりした造形で、かえって人の創造したものとは異質な、得体の知れない威圧感が表現されていました。南田さんの作品は劇中のそんなオーラが表現されたすばらしい造型物だと思いマッス
ミミー星人の円盤はけんたろうさんのフルスクラッチモデルデッス。シャープなエッジがプロップ以上にかっこいいです~ハイドランジャーは同じくけんたろうさんがバンダイのプラモを製作されたもので、今にも円盤の下部からキャッチ光線が発射されそうなシーンでしょ~ダハハ
さて次回は、アンヌ隊員絶体絶命の『人間牧場』ですね。これもまた奇抜なフォルムのブラコ星人の登場デッス。さあみんなで観よう~
コメント
コメント一覧 (5)
戦艦vs戦闘機
ホーク1号の攻撃シーンカッコ良かったですね!!
ストーリーは大した内容ではありませんでしたねw
フクロムシ
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桑田次郎さん作画による劇画版ではリアルなディテールを持ったアイアンロックスとして描かれていましたね。また同劇画においては映像作品で見えなかった水面下の部分にスターウオーズのAT-ATの様なメカニックな四肢が付いていて上陸していました。
「停止後15分で爆発」と言われてましたが物語を見た限りでは裕に15分以上経っているみたいですので「劇中ではまだ完全停止していなかった」とするか、15分では無く15時間の間違いだったとするべきでしょうか。
それにしてもこのアイアンロックスの残骸は物凄い収穫ですね!本来なら水深300m以上の東シナ海に沈んでいてサルベージ困難な戦争遺産が下田港に沈んでいるのですからね。しかもミミー星人によって改造されているのなら別な星のテクノロジーも同時に得られますからね。
フクロムシ
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イーグルさんのアイアンロックスのガレキは貴重ですね!フクロムシさんの怪獣部屋を訪れるたびに見入ってしまいます。
イーグルさんと言えばフクロムシさんはイーグル製のミミー星人の円盤のガレキをお持ちなのに私のフルスクラッチの方をお使い頂き恐縮です!(感謝)
フクロムシ
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フクロムシ
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アイアンロックスの下部構造は面白いですね。ウォーターラインモデルを載せて再現した作品とかできないかなぁ〜
ミミー星人のポートレートも初見でびっくりです〜ダハハ
フクロムシ
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