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今朝放送のNHKBS4Kリマスター「ウルトラセブン」は…まだまだ残暑が厳しい季節ですが、一足先にめっちゃ寒い第25話「零下140度の対決」デッス

地球防衛軍極東基地が突然、激しい寒波に襲われた。そして、原子炉も停止し、基地は動力を失い、基地内部の気温は人間の生存が不可能となる零下90度となってしまった。防衛隊員たちは必死に基地の動力を回復させようと奮闘するが、激しい寒さと怪獣ガンダーがそれを阻む。パトロール中だったダンは動かなくなったポインターを捨て、基地に帰ろうとしていたが、異常な寒さのために意識朦朧となる。ダンに幻覚の中でポール星人が語りかけてきて、過去に地球を2度氷漬けにした彼らが3度目の氷河時代を地球にもたらすためにやって来たこと、そして、手始めに地球防衛軍を凍らせたことを語った。ウルトラアイを雪の中に落としてしまったダンをガンダーが襲う。ミクラスをガンダーに立ち向かわせたダンは、ウルトラアイを見つけ、ウルトラセブンに変身。しかし、セブンは寒さとの戦いでエネルギーを消耗し、戦闘不能状態になっていた。セブンが太陽の近くまで飛び、エネルギーを補充している間、ウルトラ警備隊はα号、β号、γ号に分離させたウルトラホーク1号とホーク3号でガンダーに応戦した。エネルギーを補充したセブンが戻り、ガンダーを倒すと、ポール星人は地球人の使命感と忍耐力に負けたと言いながら去って行った。

脚本は金城哲夫さん、演出は満田かずほ監督で、久々にカプセル怪獣ミクラスの登場するエピソードでした。ポール星人の操る凍結怪獣ガンダーも、ぴょこんと飛び出した眼、幾何学的な身体と宇宙怪獣らしく非常に斬新なフォルムをした怪獣で、ポール星人自体もシルエットだけの登場ではありますが、尖がった頭部に直接手足のくっついた身体とデフォルメされたような表情がユカイな宇宙人でした。
大雪はカポック(発砲スチロール)を粉砕したもので、撮影が大変だったとのちに森次さんが回想されてましたですね。

このガンダーはウルトラやホビーたかはしさんの作品です。比較的新しいアイテムなので、昔のガレキに比べてより正確に再現されています。胸の複雑な形状のイボイボが別パーツになってるなんてほんとプラモ並みのアイテムですね~フォルムの再現度も抜きの精度も申し分ないクオリティの作品だと思いマッス

ポール星人はおまんたワールド高垣さんの作品で、これもX-PLUSの完成品スタチューデッス
おまんたワールドからキャストキットが発売されていたかどうかは先のゴーガと同じく不明です。
手足は金属フックに引っ掛けてあるだけなのでプラプラと動きます。ベースは吹雪の中に倒れてるモロボシダン…なかなか凝った造りでしょ~

久々に登場のミクラスは、ウェーヴからリリースされてたソフビキットと原型が同じ限定のレジンキットで、原型は御大井上雅夫さんの作品デッス。ソフビキットは素組では、なかなか自立させるのが難しいみたいですが、キャストキットの方はベースに固定しなくてもしっかり自立します。
井上伝説で語られる作品のひとつですが、30年以上前に製作したものでかなり塗装がトホホなので、また機会を見つけてリペイントしなければと思っています。

4K「ウルトラセブン」も25話…いよいよ折り返し点に達しました。次回は第26話「超兵器R1号」ギエロン星獣の登場デッス 「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」というモロボシダンの名セリフが記憶に残っている名作ですね。中学生の平和教材として仕えるかも~ダハハ