81eHasa0JCL._AC_SL1378_ (373x430)
「犬鳴村」に続く清水崇監督の"恐怖の村”シリーズ第2弾、昨年2月公開の「樹海村」デッス

禁足地として存在する、富士の樹海の奥深く。そこはかつて何者かが暮らす村があり、古くから伝わる強力な呪いがかけられた“コトリバコ”を封印したとされていた。13年後、姉妹の響と鳴の前に呪いの箱が出現し、時を同じくして樹海では行方不明者が続出する…

基本「呪怨」的な呪い系ホラー映画なんですが、なんか昭和の怪談モノに比べると恐怖の質がまったく違ってて、洋物ホラーの近いストレートなクリーチャーテイストの作品です。
「犬鳴村」では、クライマックスで唐突に出現する犬人間のせいで、かえってリアリティを欠き、実録と言いながら荒唐無稽なモンスタームービーになってしまいましたが、今作もまったく同じ傾向の作品で、クライマックスに現れるのはなんと植物人間…
コトリバコという呪いの箱がキーアイテムなんですが、なんで箱が主人公の姉妹に憑りつくのかいまいち理解できません。樹海村の由来も犬鳴村に比べるとずいぶん軽薄です~なんで二人が小さいとき母親が、樹海に連れて入って行ったのか…これもまた謎です~再度、真面目に見直したら判るのかなぁ~

それと、しょうもないことですが、前回の「犬鳴村」で自殺したユーチューバーのアキナと犬人間の遼太郎が再度登場するのも意味不明でした。ストーリー的にも地理的にもなんの関連もないので、別人設定なんでしょうかねェ~特にアキナは、こちらでも前回と同じように殺されてしまいますから気の毒の極みです。同一人物だとしたら時系列もおかしくなってしまいますし、こういうサービスはまったく必要ないと思いますけど~

主人公の姉妹、響と鳴もその友人たちもよく知らない若い俳優さんだし、前半の展開はありがちで新鮮味を感じませんでした。ちなみに知ってる俳優さんは母親役の安達祐実さんと國村淳さんくらい…主人公たちの役作りにもあまり個性を感じないので、印象に残るシーンがなかったです~

インパクトは若干前作の「犬鳴村」の方があったかな…こちらはまったく印象の薄い作品でした。樹海村で死んだ人たちがなんで植物人間になっちゃうのか、まったく説明がないので、これじゃまるで幽霊話じゃなく「マタンゴ」ですゥ~ダハハ

青木ヶ原樹海を舞台にした作品で思い出すのは、以前レビューしたナタリー・ドーマー主演のホラー映画「JUKAI-樹海-」や渡辺謙さんの「追憶の森」がありましたが、「樹海村」は完成度も衝撃度も2作とは比べ物にならない凡作です~トホホ

このシリーズ第3弾がすでに制作されててタイトルが「牛首村」というらしいです…ということは、オクスターカウラの呪いでしょうかねェ~ダハハ