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2018年公開のハリウッド製海洋アクションムービー「ハンターキラー 潜航せよ」デッス

ロシア領バレンツ海にてアメリカ合衆国海軍潜水艦USSタンパベイが何者かに撃沈され、消息を絶つ。軍上層部は詳細を調べるためにジョー・グラス艦長の指揮する潜水艦USSアーカンソーの派遣を決定する。一方、ロシア連邦のザカリン大統領は北海に面したコラ半島のフィヨルドの奥にあるポリャルヌイ海軍基地を訪れていたが、ドゥロフ国防大臣率いるタカ派がクーデターを起こし、身柄を拘束されてしまった。事態を察知したアメリカは4名のネービーシールズを現地に派遣し、情報収集を行いつつ、状況の打開を模索する。ジョン・フィスク海軍少将はザカリン大統領を救出する作戦を立案し、ドーヴァー米大統領は世界の秩序を守るべく作戦を承認する。任務を受けた潜水艦USSアーカンソーは死地へと潜入していった……


古くは「眼下の敵」「Uボート」…近代戦では「レッドオクトーバーを追え」「クリムゾン・タイド」「K・19」等、潜水艦を舞台にした海洋アクション映画は傑作ぞろいなんですが、この作品はというと…ハリウッドの最新のSFXを駆使して、ヴィジュアル的にはすばらしいのですが、ストーリー展開があまりにも現実離れしすぎてて、リアリティに乏しいのがちょっと残念です~それに、潜水艦が主役ですから、女優さんが出演する機会がないので、若干華やかさに欠けますねwww

いくら特殊部隊といっても、北極圏のロシア基地に情報収集のため潜入するなんて状況は考えられませんし、ましてや米国の原潜が、ロシア領土奥深くの海軍基地エリアへ侵入したりすることは実際には不可能で、そんな危険な戦争行為は侵しませんよねェ~その上、まんまと反乱分子を制圧してロシア大統領を救出し、危機を脱出するというまるでハリウッド全盛期の戦争映画観てるような漢の英雄譚です~

ただ、SFXはさすがに最新の技術を使ってるので、ロシアの原潜や駆逐艦なんかほんと本物そっくりで、米原潜と攻防を繰り広げますからスケールはでっかくて緊張感も半端ないです。この辺はさすがハリウッド映画ですね。あまりまじめ考えすぎるとそんなアホなの世界ですが、単純に海洋バトルムービーとして観るとリアルゲーム感覚でめっちゃ面白い作品だと思いマッス

主演がジェラルド・バトラーなので「300」のレオニダスのイメージが強いし、ゲーリー・オールドマンは役柄にあまり個性が感じられないのが残念ではありますけど、ロシアのミサイル駆逐艦とUSSアーカンソーとの息詰まる攻防観てるだけで楽しいかも~
こんなことが実際に起こったら大変ですけどねェ~ダハハ