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先日、WOWOWでこんな趣味の悪いホラー映画観ましたwww
2011年公開の劇場版富江シリーズ第8弾「富江 アンリミテッド」です~

写真部に所属する女子高生・月子は友人・佳恵と帰宅途中、同じ学校に通う姉・富江が自身の憧れの先輩と連れ立つところを目撃する。男を誘惑する姉に月子は激しく嫉妬するも、彼女の美しさに陶酔して、カメラでシャッターを切り続けてしまう。その時、富江は建設中のビルから落下してきた鉄骨に刺し抜かれて死亡する。 それから1年後、富江の誕生日に、死んだはずの富江が家に帰って来て……

主人公富江を演じるのがグラビアアイドルの仲村みうさん…富江シリーズの中で最も原作のイメージに近いヴィジュアルだと思います。キレイだけどなんかアンバランスで不気味な富江を好演しています。泣きボクロが描いたんじゃなく、富江と同じところにあるというのがなんかコワイかも~
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監督の井口昇さんも「片腕マシンガール」とか「ロボゲイシャ」とかなんともナンセンスでショッキングな作品が得意でしたから、原作の伊藤潤二さんと感性が近いのかもしれませんね。

富江はハリウッドデビューしてる「リング」の貞子や「呪怨」の伽椰子に比べると若干知名度は劣りますが、クリーチャー的オーラは二人以上かも~それが井口監督のテイストでより増幅されてほとんどクトゥルフみたいになってます~ストーリーも8作すべて関連性はないし、ただただ殺されては増殖して怪物化する富江祭りwww
伊藤さんの漫画でもそうなんですが、首は飛ぶは、腕が千切れるは、内臓は飛び出すはが日常にあふれてる感じ…生理的に嫌悪感を覚えるようなシーンがほとんどギャグのように繰り返されます。
ここまで吹っ飛んでると観てる方もマヒしちゃってついつい笑っちゃいますねェ~

R15指定だし、かなり好みの別れるアクの強い出血多量のホラー映画ですが、伊藤さんの原作読んでると妙に空気感に整合性があって納得できるところがおもしろいです。本来の伊藤テイストが映像としてそのまま再現されてる感じですね。13金シリーズのような、趣味の悪いエンターテイメントとしてはなかなかの珍品だと思いマッス
出血映画の嫌いな方やよゐこのには決してお薦めできませんけど~ダハハ