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さてさて本日放送の4Kリマスター「ウルトラセブン」新春第二弾は…セブンのエピソードの中でも衝撃の問題作として評価の高い第42話『ノンマルトの使者』デッス

休暇のある日、ダンと一緒に海に遊びに来ていたアンヌの前に一人の少年が現れ、シーホース号による海底開発実験をやめないと大変なことになると伝える。その直後に爆発が起こり、シーホース号は炎上沈没してしまった。その後、基地にも少年から電話があり、海底はノンマルトのものだから人間が侵略したら大変なことが起きると忠告してきた。ダンはM78星雲では地球人のことをノンマルトと呼んでいたことを思い出す。アンヌが少年を見つけ出し、ノンマルトとは何者なのか問いただすと、少年は人間によって海に追いやられた先住種族で、人間は本当は侵略者だと告白する。その時、海からタコのような怪獣が出現し暴れ出した。ウルトラ警備隊は、ウルトラホーク1号とハイドランジャーの攻撃で怪獣を倒すが、再び基地に少年から電話が入り、ウルトラ警備隊が倒したのは怪獣ガイロスであり、ノンマルトは二ヶ月前に行方不明になっていた英国の原子力潜水艦グローリア号で攻撃を開始すると予告をしてきた。その言葉どおり、ノンマルトはグローリア号での攻撃を開始し、怪獣ガイロスも再び暴れ出す。ダンは少年の制止を振り切ってウルトラセブンに変身、ガイロスを倒し、ウルトラ警備隊はハイドランジャーでグローリア号を撃沈した。そして、海底で発見したノンマルトの海底都市までも全滅させてしまった。事件解決後、ダンとアンヌが海で少年を目撃し、追いかけるが見失ってしまう。そこには一人の女性が2年前に亡くした子供の墓碑に花を供えていた。そして、その墓碑には「真市安らかに」と刻まれていた……

侵略する側とされる側の立場が実は逆転していたというストーリーは、当時の子供たちにかなりインパクトを与えた作品だったと思います。帰りマンの問題作「怪獣使いと少年」と同じく、空想科学ドラマとはいえ考えさせられるお話でした。脚本を書いた金城哲夫さんの思いのこもった名作だと思いマッス
でもリアルタイムで観たときには小学生ですから、そんな難しいメッセージにはまったく気づきませんでした 
ただ、グローリア号撃沈した後、ノンマルトの海底都市まで一方的に破壊して、笑みを浮かべるキリヤマ隊長がちょっと怖かったかも~ダハハ

ガイロステペトと同じく少年マガジンのデザインコンクールで入賞した作品をリデザインしたものですが、こちらはあまりアレンジされていないほとんどデザインどおりのキャラでした。あきらかにタコがモチーフですが、ノンマルトは地球の先住種族ですから、手先の怪獣のモデルが地球の既存生物になっていて正解だと思います。これがもし宇宙生命体だったら、もろタコというのはちょっと発想がプアーに感じますけど~それに着ぐるみになると、8本脚の表現がこういう感じになってしまうのも仕方ありませんですね。

ノンマルトはおそらくテペト星人とボディを共有してて、マスク、手袋、ブーツがコンパチになってるんじゃないかと思います。体色はどちらも単色で、塗り替えるにしても容易ですから、製作費の節減に有効なアイデアですね。それにどちらのエピソードも怪獣がメインですから、あまり気にならないと思います~
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ふたりに並んでもらうとよく判りますねwww
ガイロスノンマルトもかなめみおさんの作品です。どちらも着ぐるみを忠実に再現した名作KITだと思います。ガイロスのシワシワやノンマルトのメロン頭の再現度はパーフェクトですね。

ところで、このエピソードで私の好奇心を一番刺激したのは、ガイロスでもノンマルトでもなく、ノンマルトに拿捕された英国の原子力潜水艦グローリア号でした。
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独特なスタイルをした潜水艦で、無数にあるクラシックな回転式砲塔が実にユニークです。艦橋の先端にまで砲塔を装備しています。まるでポンポン砲ですね。このデザインの発想にはびっくりです。海上に浮上してないと攻撃できない兵器を装備してる原潜とはめっちゃ面白いですね。けんたろうさん興味湧くかも~

二週連続でデザインコンクール入賞の怪獣の登場するエピソードでしたが、映像作品としての評価はずいぶん違いました。「ノンマルトの使者」はキャラクターではなく、脚本が出色だったので、後世に残る名作ドラマとなりましたが、かたや「水中からの挑戦」はほとんど記憶に残っていない地味エピソードになってしまいました。脚本の内容で作品の評価がずいぶん変わってしまうのが分かります。やっぱ印象に残る作品は、キャラクターより物語の内容の方が重要なんでしょうかねェ~ダハハ

ところでガイロスと同じく銀賞を受賞したエリダス星人はついぞ映像化されることがありませんでした。同じ銀賞受賞作なのにどうして映像化されなかったんでしょうかねェ~エリダス星人めっちゃ可哀そうかも~

さてさて次回は、「ウルトラセブン」のエピソード中最も異色な問題作『第四惑星の悪夢』です。
「ウルトラセブン」もいよいよ大詰めですね。あともう少しがんばりマッス