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1月に“ショッキラス”製作したとき、イメージチェックに古いMOOK本引っ張り出しました。
新ゴジラ公開当時に小学館から発刊された「THE MAKING OF GODZILLA 1985」デッス
スチール写真からメイキング、ミニチュアモデルやセットの図面、制作スタッフのインタビュー、最終稿シナリオに絵コンテ等々「´84ゴジラ」制作時の貴重な資料が網羅されています。

1975年公開の「メカゴジラの逆襲」から9年後…低年齢層のアイドルと化してしまったG作品をいったんリセットして、1954年の初代ゴジラに直結する凶暴な破壊神が復活するということで、当時往年の特撮・怪獣映画ファンがめっちゃ熱狂してたのが思い出されマッス
かく言う私もその中のひとりでしたwwwダハハ
正直、私の脳内のゴジラのイメージは、帝都東京を火の海にして、破壊の限りを尽くす巨大な恐怖の権化でした。1964年公開の「モスラ対ゴジラ」までのイメージですね。中期以降は人類の味方的存在にイメチェンして、「…対ガイガン」以降は小学校低学年向けのヒーローモノみたいなストーリーになり、私たち初期の世代の持っているイメージとはまったくかけ離れたキャラクターに変わってしまいました。

それが、30年の時を隔てて、初代ゴジラに直接リンクする破壊神ゴジラが復活するということで、めっちゃ期待したものです~ところが、事前にいろいろな情報が公開されるにつけ、どうもイメージ的に初ゴジとは雰囲気が違う…まず最初に公開されたサイボットゴジラの姿を見て落胆したものです~鉄人28号のようなでっかいギョロ眼にまったく生命感が感じられませんでした。
着ぐるみについても、メガロゴジなんかに比べると凶暴そうに見えますが、正面から見るとまるで鏡モチ重ねたみたいな頭部の造形が不自然で…首が短すぎて寸詰まり…背びれの流れも盛り上がりの頂点が下がりすぎ、まるでばあさんの〇ッパイみたいにたれ下がっててしまりがない。とにかくカッコ悪い不細工なゴジラでした
創作メカもハイパワーレーザービーム車はまだしも、スーパーXなんて説得力のないスーパーメカはいらなかったように思います。デザインもゴジラと同じく、ずんぐりしててかっこ悪いし~

見どころはスケールのでかい都心のビル群と自衛隊の兵器のミニチュアセットでしょうかねェ~ハイパワーレーザービーム車はよかったと思います。
すごい予算が使われてるのに肝心のゴジラの造形の魅力がなかったのが残念でなりません。
この後のVSゴジラはイケメンにはなったんですが、「…VSビオランテ」以降、昭和の名怪獣たちのアイデンティティを破壊して、グダグダにしてしまったのが悔やまれますゥ~

「’84ゴジラ」
で期待したコンセプトは、32年後の「シン・ゴジラ」でようやく納得いく形に結実したように思いマッス