











いよいよ今日と来週放送の『史上最大の侵略』で大団円の4Kリマスター「ウルトラセブン」…
前・後編合わせてレビューしたいと思いマッス
【前編】
ダンは日々の戦の中で体の不調を感じていた。ある日の深夜、ウルトラホーク2号でパトロールに出動したダンは、V3のクラタ隊長より謎の円盤の撃墜を命じられる。意識が朦朧として撃墜に失敗し、逆に攻撃を受けホーク2号は被弾してしまう。しかし、円盤はクラタ隊長のステーションホーク2号によって撃墜され、ダンはホーク2号が爆発する前に無事救出された。その夜ダンの前にM78星雲のセブン上司が現れる。上司は、地球での侵略者たちとの度重なる戦いによってセブンは大きなダメージを負っているためこれ以上戦えば死の危険があり、完治するためにはM78星雲に帰還する必要があるという。しかし、ダンは無理をして監視勤務に従事したため報告が遅れ、円盤の地球への侵入を許してしまう。ウルトラ警備隊は出動するが、ゴース星人にアマギが捕らえられ、他の隊員たちも円盤から現れた怪獣パンドンの攻撃をうけピンチにおちいる。ダンは上司の命令を破り、セブンに変身してパンドンと戦うが、エメリウム光線を発射できず、アイスラッガーもパンドンに叩き落とされてしまう。それでも力を振り絞りどうにかパンドンを倒すことができたが、ダンに戻るとそのまま意識を失い倒れ込んでしまった……
【後編】
基地の医務室に運ばれたダンの容態はなんとか落ち着くが、精密検査を受けると地球人ではないことを知られてしまうため密かに基地を抜け出す。ゴース星人は、地底ミサイルによる世界各都市への攻撃を宣告し地球防衛軍に降伏を求めてきた。受け入れなければ全人類を皆殺しにするという。路上にポインターを停車し、朦朧としていたダンは、少年秋夫と姉に助けられ、ウルトラ警備隊に憧れる秋夫の提案で、彼の秘密基地にかくまわれる。その頃、ゴース星人は地底ミサイルでの攻撃を開始し、世界の大都市が次々と火の海に沈んでいった。そして次の標的は東京だと宣告される。クラタたちがゴース星人の基地を見つけ、時限爆弾を装着したマグマライザーで攻撃しようとしていることを知ったダンは、このままでは捕らえられているアマギが犠牲になってしまうため、セブンに変身し救出に行こうとする。しかし、M78星雲の上司がダンの変身を制止する。そこへ、秋夫少年の連絡を受けたアンヌが迎えにやって来た。アンヌに対して、ダンは自分がウルトラセブンであることを明かす。セブンに変身しようとするダンをアンヌは止めようとするが、ダンはそれを振り切りセブンに変身する。マグマライザーに搭載された時限爆弾によってゴース星人の基地が爆破された。間一髪のところでアマギを救出するセブン…しかし復活したパンドンに襲撃される。戦いの最中、アンヌからセブンがダンだったことを聞かされるウルトラ警備隊の隊員たちとクラタ隊長…セブンはパンドンに苦戦していたが、ウルトラ警備隊の仲間たちの援護を受けパンドンを倒すことができた。セブンは静かに立ち上がると夜明け前、明けの明星が輝くとき、ふるさとM78星雲へと帰っていった……
「ウルトラ警備隊西へ」「セブン暗殺計画」に続く前・後編に別れた長編作で、世界の大都市が地底ミサイルでことごとく破壊されるという『史上最大の侵略』に相応しい物語…脚本:金城哲夫、監督:満田かずほ、両氏がコンビを組んだ最後のウルトラ作品だったと記憶してます。
最終回らしく、スケールの大きなお話なんですが、制作予算の関係で都市破壊シーンは東宝映画のライブフィルムを使用し、セブンの特撮シーンは殺風景な荒野だったのがちょっぴり残念です。
最後の戦いですから、派手に地球防衛軍のメカ総動員だったら面白かったと思うんですけど~
実際に出動したのはウルトラホーク1,2,3号とステーションホーク2号…そしてマグマライザーとなかなか豪華ではありましたが、あとウルトラガードとかT.D.F戦車群も使った総力戦だったらもっと印象に残るクライマックスになったかも~ダハハ
ゴース星人もラストキャラとしてはいまいち押しが弱いですね。着ぐるみではなくマスクにコスチュームプレイですから、先のフック星人とコンパチなのかも~
パンドンも池谷さんのデザインとはちょっと違います。双頭怪獣ではなく双口怪獣??? 頭別れてないしwww最終話の怪獣にしては若干インパクトに欠けますね。
平成セブンに登場したネオパンドンの方がよりオリジナルデザインに近いかも~
そうそう地底ミサイルはひょっとしてSBのジェットモグラベースじゃないかなぁ~???
金縮財政の特撮のせいか、最終話にしてはいまいち華やかさに欠けるエピソードでしたが、本編ドラマではヤマオカ長官にタケナカ、マナベ両参謀、ステーションV3のクラタ隊長まで登場しますから、俳優陣はなかなか豪華ですね。
本編のハイライト、ダンがアンヌに自分がセブンなんだと告白するシーンのバックのキラキラは何度観ても笑っちゃいますねェ~セブン全編をとおして最も衝撃的なシーンですけど、アンヌの感情表現が稚拙なので、いまいちズッコケちゃいますけど~ダハハ
前編の、ダンの脈拍が360で血圧が400、体温が90度にはびっくりです!そんなに熱があったら触っただけで火傷しそう…精密検査しなくてもすぐに宇宙人だとバレるかも~調子悪いのに一人だけで夜勤してるのもなんか違和感あり…終盤までは通常基地勤務の通信隊員や警備隊員がたくさんいたのに、みんな財政難で退職しちゃったのかな???
アンヌ隊員が「あなたはだぁれ?」まではショートカットなのに、なんで急にロン毛になったのかも謎です~制作順はちゃんと放送どおりなのに、なんで急に髪が伸びちゃったんでしょう?制作期間が開いたとは考えにくいので、なにか演出意図があってロン毛のウィッグとか付けたんでしょうかねェ~
さて、GKのウルトラセブンは1985年頃、怪獣ガレキ黎明期にリリースされたボークスOHシリーズのアイテムデッス。原型は圓句昭浩さん…似てるような似てないような…私の塗装もヨレヨレですし、当時のガレキのテイストが伝わってきてこれはこれで楽しい作品デッス
パンドンはGG'R:仙田さん、ゴース星人はかなめみお:要さんの作品です。セブンとはひと世代違いますから、再現性は確実にレベルアップしてますね。パンドンは実際の着ぐるみはフニャフニャしてるので、ガレキの方がかえって硬質感があって強そうです~
ウルトラホーク2号は、C.V.Fというディーラーさんの1/144ソフビKITで全長45cmほどです。
ステーションホーク2号Ver.2は先日UPしたけんたろうさん渾身の逸品、ホーク1号と3号は同じくけんたろうさんの1/72フルスクラッチモデルデッス これはめっちゃでかいですよ~
そんなこんなでいろいろ突っ込みどころは豊富ですが、これでセブンは大団円、終盤は制作費の関係でクオリティに?のつくエピソードもありましたが、物語の世界観はやっぱウルトラシリーズの中でも屈指の名作ですね。
「シン・ウルトラマン」に続いて「シン・ウルトラセブン」も観たいかも~ダハハ
それでは、来週の最終回もお楽しみに~
前・後編合わせてレビューしたいと思いマッス
【前編】
ダンは日々の戦の中で体の不調を感じていた。ある日の深夜、ウルトラホーク2号でパトロールに出動したダンは、V3のクラタ隊長より謎の円盤の撃墜を命じられる。意識が朦朧として撃墜に失敗し、逆に攻撃を受けホーク2号は被弾してしまう。しかし、円盤はクラタ隊長のステーションホーク2号によって撃墜され、ダンはホーク2号が爆発する前に無事救出された。その夜ダンの前にM78星雲のセブン上司が現れる。上司は、地球での侵略者たちとの度重なる戦いによってセブンは大きなダメージを負っているためこれ以上戦えば死の危険があり、完治するためにはM78星雲に帰還する必要があるという。しかし、ダンは無理をして監視勤務に従事したため報告が遅れ、円盤の地球への侵入を許してしまう。ウルトラ警備隊は出動するが、ゴース星人にアマギが捕らえられ、他の隊員たちも円盤から現れた怪獣パンドンの攻撃をうけピンチにおちいる。ダンは上司の命令を破り、セブンに変身してパンドンと戦うが、エメリウム光線を発射できず、アイスラッガーもパンドンに叩き落とされてしまう。それでも力を振り絞りどうにかパンドンを倒すことができたが、ダンに戻るとそのまま意識を失い倒れ込んでしまった……
【後編】
基地の医務室に運ばれたダンの容態はなんとか落ち着くが、精密検査を受けると地球人ではないことを知られてしまうため密かに基地を抜け出す。ゴース星人は、地底ミサイルによる世界各都市への攻撃を宣告し地球防衛軍に降伏を求めてきた。受け入れなければ全人類を皆殺しにするという。路上にポインターを停車し、朦朧としていたダンは、少年秋夫と姉に助けられ、ウルトラ警備隊に憧れる秋夫の提案で、彼の秘密基地にかくまわれる。その頃、ゴース星人は地底ミサイルでの攻撃を開始し、世界の大都市が次々と火の海に沈んでいった。そして次の標的は東京だと宣告される。クラタたちがゴース星人の基地を見つけ、時限爆弾を装着したマグマライザーで攻撃しようとしていることを知ったダンは、このままでは捕らえられているアマギが犠牲になってしまうため、セブンに変身し救出に行こうとする。しかし、M78星雲の上司がダンの変身を制止する。そこへ、秋夫少年の連絡を受けたアンヌが迎えにやって来た。アンヌに対して、ダンは自分がウルトラセブンであることを明かす。セブンに変身しようとするダンをアンヌは止めようとするが、ダンはそれを振り切りセブンに変身する。マグマライザーに搭載された時限爆弾によってゴース星人の基地が爆破された。間一髪のところでアマギを救出するセブン…しかし復活したパンドンに襲撃される。戦いの最中、アンヌからセブンがダンだったことを聞かされるウルトラ警備隊の隊員たちとクラタ隊長…セブンはパンドンに苦戦していたが、ウルトラ警備隊の仲間たちの援護を受けパンドンを倒すことができた。セブンは静かに立ち上がると夜明け前、明けの明星が輝くとき、ふるさとM78星雲へと帰っていった……
「ウルトラ警備隊西へ」「セブン暗殺計画」に続く前・後編に別れた長編作で、世界の大都市が地底ミサイルでことごとく破壊されるという『史上最大の侵略』に相応しい物語…脚本:金城哲夫、監督:満田かずほ、両氏がコンビを組んだ最後のウルトラ作品だったと記憶してます。
最終回らしく、スケールの大きなお話なんですが、制作予算の関係で都市破壊シーンは東宝映画のライブフィルムを使用し、セブンの特撮シーンは殺風景な荒野だったのがちょっぴり残念です。
最後の戦いですから、派手に地球防衛軍のメカ総動員だったら面白かったと思うんですけど~
実際に出動したのはウルトラホーク1,2,3号とステーションホーク2号…そしてマグマライザーとなかなか豪華ではありましたが、あとウルトラガードとかT.D.F戦車群も使った総力戦だったらもっと印象に残るクライマックスになったかも~ダハハ
ゴース星人もラストキャラとしてはいまいち押しが弱いですね。着ぐるみではなくマスクにコスチュームプレイですから、先のフック星人とコンパチなのかも~
パンドンも池谷さんのデザインとはちょっと違います。双頭怪獣ではなく双口怪獣??? 頭別れてないしwww最終話の怪獣にしては若干インパクトに欠けますね。
平成セブンに登場したネオパンドンの方がよりオリジナルデザインに近いかも~
そうそう地底ミサイルはひょっとしてSBのジェットモグラベースじゃないかなぁ~???
金縮財政の特撮のせいか、最終話にしてはいまいち華やかさに欠けるエピソードでしたが、本編ドラマではヤマオカ長官にタケナカ、マナベ両参謀、ステーションV3のクラタ隊長まで登場しますから、俳優陣はなかなか豪華ですね。
本編のハイライト、ダンがアンヌに自分がセブンなんだと告白するシーンのバックのキラキラは何度観ても笑っちゃいますねェ~セブン全編をとおして最も衝撃的なシーンですけど、アンヌの感情表現が稚拙なので、いまいちズッコケちゃいますけど~ダハハ
前編の、ダンの脈拍が360で血圧が400、体温が90度にはびっくりです!そんなに熱があったら触っただけで火傷しそう…精密検査しなくてもすぐに宇宙人だとバレるかも~調子悪いのに一人だけで夜勤してるのもなんか違和感あり…終盤までは通常基地勤務の通信隊員や警備隊員がたくさんいたのに、みんな財政難で退職しちゃったのかな???
アンヌ隊員が「あなたはだぁれ?」まではショートカットなのに、なんで急にロン毛になったのかも謎です~制作順はちゃんと放送どおりなのに、なんで急に髪が伸びちゃったんでしょう?制作期間が開いたとは考えにくいので、なにか演出意図があってロン毛のウィッグとか付けたんでしょうかねェ~

さて、GKのウルトラセブンは1985年頃、怪獣ガレキ黎明期にリリースされたボークスOHシリーズのアイテムデッス。原型は圓句昭浩さん…似てるような似てないような…私の塗装もヨレヨレですし、当時のガレキのテイストが伝わってきてこれはこれで楽しい作品デッス
パンドンはGG'R:仙田さん、ゴース星人はかなめみお:要さんの作品です。セブンとはひと世代違いますから、再現性は確実にレベルアップしてますね。パンドンは実際の着ぐるみはフニャフニャしてるので、ガレキの方がかえって硬質感があって強そうです~
ウルトラホーク2号は、C.V.Fというディーラーさんの1/144ソフビKITで全長45cmほどです。
ステーションホーク2号Ver.2は先日UPしたけんたろうさん渾身の逸品、ホーク1号と3号は同じくけんたろうさんの1/72フルスクラッチモデルデッス これはめっちゃでかいですよ~

そんなこんなでいろいろ突っ込みどころは豊富ですが、これでセブンは大団円、終盤は制作費の関係でクオリティに?のつくエピソードもありましたが、物語の世界観はやっぱウルトラシリーズの中でも屈指の名作ですね。
「シン・ウルトラマン」に続いて「シン・ウルトラセブン」も観たいかも~ダハハ
それでは、来週の最終回もお楽しみに~

コメント
コメント一覧 (6)
おはようございます。
いよいよ最終話始まりましたね。今見ても気分は高揚します。
紹介いただいた模型ですが、私もボークスのセブンを買って作りました。懐かしいキットを見せていただきました。
30センチソフビは値段がリーズナブルだったので、他ビリケン商会のソフビキットなども作ってました。
30センチパンドンは未だにこれだ!というキットに巡り合えず…の状態が続いています。
けんたろうさんの先日のステーションホーク2号に加え、ホーク1号、3号も良いですね、それも1/72で!
是非、けんたろうさんの1/72ホーク1号、3号の再紹介もお願いします。
CVFのソフビキットのホーク2号も懐かしいですね。友人が完成させてましたがみたい中央から先がやや斜めになってしまうと言ってたのを覚えています。
来週の最終回が楽しみです。
セブン終了後もウルトラシリーズ放送してくれる事を願っているところです。
フクロムシ
が
しました
週1回の放送と聞いた時は『コンプリートまで1年!?』なんて思ってしまいましたが過ぎてみるとアッと言う間の様に思えました、取り敢えず1年間レビューお疲れ様でした。
さて模型達の方ですが・・・
セブンはガレージキット黎明期の圓句昭浩さんの原型でこのセブンがリリースされた時はスーツのシワの付き具合などからも「究極」と謳われた物でしたが、さすがに今みると・・・ですね。(先日のニセ・セブンは近年の物だけに再現度が・・・)
パンドンとゴース星人は圓句セブンより後発の作品だけ有って再現度はイイですね。(改造パンドンはお持ちでは無かった?)
ステーションホーク2号は先日ですから真新しいですがホーク1、3号は懐かしい画像ですね。フクロムシさんチに持って行った後、棚から落ちて大破してなんとか1号はリカバリーしましたが3号はそのまま・・・。その内に同スケールのプラモデルが発売されて修理する気が失せてしまいました。
4Kウルトラセブンも来週で本当に最終回!毎日曜日の楽しみが無くなってしまいます。「初代マン」「帰りマン」「MJ」「怪奇大作戦」・・・どれかやってくれませんかね~。(笑)
フクロムシ
が
しました
このウルトラセブンはボークスOH最初期のアイテムですから再現度には?がつくし、デッサンも狂ってて、その上塗装もショボイですが、あえて当時の記念にそのままにしてます~
CVFのホーク2号はおっしゃるとおり中間部で若干折れてます。やっぱソフビでメカを再現するのはちょっと問題がありますね。
けんたろうさんの1,2,3号またUPお願いしてみたいと思いマッス
フクロムシ
が
しました
セブンはおっしゃるとおり最初期のKITなので似てるかと言うとかなり微妙ですね~でも当時30cmのリアルキャストキットでセブンを手にできることは感動ものでした。胸のプロテクターなんか明らかにデッサンが来るってますけど~
改造パンドンはもう一つ未組で塩漬けのカイム製パンドンを改造しようと思ってたんですが未だに手つかずですゥ
ホーク3号ぜひ再生してくださいませ~
フクロムシ
が
しました
ホーク1号はレストア修了していますが2号、3号は未修理のまま放置されております。(特に3号は酷い状態で目処が付いておりません。)
製作当時(約30年前)は1/72のホークなんて珍しかったのですが、ご存じの通り今やFUJIMIから発売されてますからね。(かと言ってワザワザFUJIMIのを買う気は有りませんが・・・(笑)
またレストア出来たらフクロムシさんにアップして戴きますね。(当分先ですが・・・(苦笑)
フクロムシ
が
しました
こんにちは。
1/72ホーク2号もお造りになられたのですか。
1/72ホーク1号、2号、3号是非拝見させてください。
私はフジミの1/72でホーク1、2 、3号のキットを買い揃えました。 とてもフルスクラッチは出来ないです。
ウルトラホーク3機を拝見できる事楽しみにしています。
フクロムシ
が
しました