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先日、WOWOWで放送されてた日本未公開のサバイバルアクション映画「モンスター・バレー」(原題:DEATH VALLEY)デッス

ある研究所からの救難信号を受け、傭兵のベケットは親友マーシャルと研究所の生存者を救うミッションに参加。チームは2班に分かれ、別の地点から研究所に向かうが、ベケット、マーシャルらの班は謎の兵士たちに行く手を阻まれてしまう。それでもベケットたちはなんとか研究所内にたどり着くが、所内はそこで生まれたモンスターが暴れた後で、女性科学者クロエ以外全員が殺されていた。ベケットたちは危機が続く中、脱出を目指す……

2021年、カナダ制作という思いのほか新しいモンスターアクションムービーデッス
序盤、森林での謎の兵士との戦闘は「プレデター」風、物語の舞台となる地下研究所は「バイオハザード」風、感染した研究員は「ゾンビ」風という、どこかで観たようなシーン満載の美味しいとこ取り作品なんですが、如何せん低予算なのが災いして、どれを取っても中途半端なチープ感が否めないよくあるB級モンスター映画の典型ですゥ~
それにモンスターはバイハザのリッカーに激似で、発想が決定的に欠如してます~

物語の舞台が森林の地下にある秘密研究所なんですが、いったいその研究所の所在地が米国内なのか外国なのかよく判りません。ミッションが開始されるとヘリですぐに到着しちゃうのでなんかちょっとお手軽かも~登場人物もほとんどが序盤にモンスターの餌食となり、残るのは二人の傭兵と女科学者、女科学者をつけ狙う謎の兵士数人ですからめっちゃ少ないキャストです~研究所内も暗くて狭くてほとんど閉鎖空間ですから状況がよく把握できません。なんか暗闇の中でドンパチやってるだけwww

よくあるサバイバルホラーアクションですが、エンディングは女科学者自体がモンスターの親玉だったという予想外の展開でちょっと驚き…でもあっけなく退治されちゃって、あまりのも盛り上がらない幕切れで肩透かしです~まあB級映画によくある展開ですけど…

これでは日本未公開なのがよく分かります。アルバトロス的なレンタル用コンテンツですねェ~
モンスターの造形はほどほど頑張ってるんですが、単なる怖がらせキャラで、肝心のクライマックスに絡まないのがちょっと残念かも~
典型的なスケールの小さなしょうもないB級モンスター作品でした…俳優さんたちはみなさんがんばってるんですけどねェ~ダハハ