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「GODZILLA」 1984年12月 公開

待ってたんですよね。当時ゴジラが復活するのを…公開初日に映画館へすっとんでいって観ました。でも何か期待していたものと違うんですよ。この作品ほどポリィティカルな面を演出したゴジラ映画はありませんでしたし、かなりシリアスでアダルト向けな作品に一見感じられるんですが…なにか空気が違うというか、何かが足りないというか見終わってそんな違和感を感じたのを覚えています。

これは個人の好みの問題なのですが、あの着ぐるみのフォルムが好きになれませんでしたし、サイボットの必要性についても疑問でした。「大魔神」のような設定だと対人対比のプロップとして1/1の造形物は有効だと思いますが、もともと身長80mのものにあの大きさのサイボットがはたして必要だったのかどうか?お世辞にも生物感のある動きには見えませんでしたし、第一着ぐるみとまったく似てませんでしたものねえ。まあマスコミ向けの広告塔としての役割はあったと思いますけど…
着ぐるみの前から見るとかがみもちみたいな顔もあまりかっこよくは見えませんでした。

作品の性格上初代以降のG作品をリセットしなければならないことは理解できますが、それほどまでしてシリアス指向にするのであれば、スーパーXみたいな変な未来風のメカは興ざめしますね。登場人物たちの生活感も希薄でしたし、残念ですがどうしてもネガティブな感想になってしまいます~。

'84 ゴジラ
海洋堂(ソフビキット 30cm)
原型師 原 詠人

原さんは'84ゴジラと相性がいいらしくて、海洋堂で大小さまざまな新ゴジを発表されてますね。この作品はその中でもいちばん大きいものではないでしょうか?原さんらしい少しひねりの入った動的作品です。この作品も30cmクラスとしては少し小さめです。他に限定でキャスト版がありましたね。

'84 ゴジラ
ボークスOHシリーズ(レジンキャスト 30cm)
原型師 大石 武司

スミマセン未組み立てです。大石武司さんのGKデビュー作品だと思います。OH最初期のキットです。私の塩漬けキットの中でも最古参のひとつです。自慢にはなりませんが…(^^;)
中に詰めてある新聞紙も当時のままです。その頃のテレビ番組がわかります。なんのこっちゃ!?
アイテム自体は、着ぐるみがモデルなのかサイボットがモデルなのかよく解りません。30cmクラスといっても、40cm近くある大きなキットです。