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宇宙大怪獣 アストロモンス
DUNK ソフビフィギュア30cm
原型師 ポール・コモダ

新進ブランド“DUNK”のKAIJU REMIX SERIES 第2弾「ウルトラマンタロウ」のオープニングを飾った 宇宙大怪獣 アストロモンス デッス

宇宙大怪獣というサブネームが付いてますが本編を見る限り宇宙から襲来した怪獣じゃないですね。東光太郎が白鳥船長からもらって公園に植えたチグリスフラワーが怪獣化したもので、どちらかというと植物怪獣じゃないかなぁ~
アストロモンスといういかにも宇宙怪獣的なネーミングも謎ですねェ。だいたい主人公が植えた花が突然怪獣化するなんて奇想天外にもほどがあるってもんですね
お腹にでっかい花が咲いている突拍子もないデザインもほとんどギャグです~
それに取って付けたように出現したやられ役オイルドリンカーもフォルムもさることながらなんてやる気の無い短絡的なネーミングなんでしょうねェ 脚本も演出もかなりしっちゃかめっちゃで、序盤から不条理極まりない奇々怪々なエピソードでしたですゥwwwダハハ

さてこのフィギュア、ご覧のとおりオリジナルにかなりアレンジを加えた個性的な造形デザインデッス
「ウルトラマンA」以降の怪獣スーツは初期3部作に比べるとかなりトホホなクオリティのものがほとんどでしたから、こういったリアリティのある表現も面白いですね
ヨレヨレだった怪獣が生き生きと蘇りマッス。以前フューチャーモデルスからリリースされていたタッコングやザザーンに近いコンセプトの造形ですね
ただ、原型師が外国の方なのか細かなモールドでは表現されているのですが、フォルムがかなりクリーチャー的で好き嫌いの分かれる造形ではあります。エース以降の怪獣なら面白いですが、AMEの会場で拝見したベムラーやガマクジラのような初期の傑作怪獣にわざわざ奇抜なアレンジを加えるのははたしてどうかなぁ~その点微妙に評価が分かれるところだと思いますゥ
私なんかはやっぱ映像に登場した怪獣の忠実な再現の方が圧倒的に好きですねェ~

このアイテム、AMEの会場では未塗装キット状態で販売されてたんですが、完成品をすでに注文していたので捕獲しませんでした。結果からいうとそれが大正解でした
怪物屋の吉尾さんが監修されたフィニッシングは中国製とはいえめっちゃ完成度が高く、繊細なモールドが引き立ちます。パーティングも巧みに隠されていて凶暴性をデフォルメした造形と相まってめっちゃかっこいいアストロモンスになっています
完成品フィギュアとしては塗装のクオリティが最高位ランク、私のスキルではとてもこのレベルには届きませんです~

オリジナルデザインにこだわらなければかなりグレードの高い完成品フィギュアだと思いマッス。ただ残念なことにちょっと小ぶりで以前のビリケンサイズに近いですね。20cmと30cmの中間くらいの大きさです。もう少しボリュームがほしいような気もします

第1弾の「冬虫夏草セミ人間」もおもしろいコンセプトでしたが、続いてリリースされるであろう「ベムラー」「ガマクジラ」はどんな感じの色合いに仕上がるんでしょうねェ~めっちゃ興味津々ではありマッス