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昨年公開された三池崇史監督のホラー映画『喰女-クイメ-』デッス

有名女優、後藤美雪主演で企画された舞台『真四谷怪談』。恋人の美雪の口添えで見事に伊右衛門役を射止めた売れない俳優の長谷川浩介だったが、浮気癖で優柔不断な性格が災いして共演者の朝比奈莉緖や美雪の付き人の倉田加代子にまで手を付けてしまう。浩之の浮気に気づきながらも彼を受け入れようとする美雪と不貞の限りを尽くす浩介の現状が『四谷怪談』の岩と伊右衛門のそれぞれの役と一致していくことで、次第に二人は役に異常なほどにのめり込んで行き、芝居と現実との区別のつかない狂気の世界へ陥っていく……

ストーリーの大半は劇中劇の『四谷怪談』そのもので単純なんですが、三池監督の独創的な演出と市川海老蔵と柴咲コウの個性がぶつかり合って、得も言われぬ不思議な雰囲気のホラー作品になってます

劇中劇「四谷怪談」の舞台セットのデザインが斬新で、空間演出がや色彩設計がホラーの巨匠ダリオ・アルジェントの作品を思い起こさせマッス
本編より劇中劇の方がメインのような脚本でほとんど「四谷怪談」見てる感じ…
ただお岩さんは幽霊ですけど、本編の方は嫉妬心の闇から生じる生霊ですね
結局最後には恋人を取り殺してしまいます~

コワイかというとそうでもなく、面白いかといえば多分にですゥ~
いまさら「四谷怪談」観てもねェ~
雰囲気で楽しむ作品なんでしょうが、場面転換の少ない舞台劇の苦手な私にとってはちょっと退屈な作品でした…ダハハ 

一時期、三池監督で「大魔神」を撮るという計画がありましたですね。あれ復活してくれないかなぁ~ただし三池監督の個性爆発な演出はあまりいらんですけどwww