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コブクロムシが、この休日友だちといっしょに岐阜白川郷へ遊びに行ってたんですが…
宿泊した飛騨高山のホテルの近くでこんな彫像見つけて画像送ってくれました。
昔話に登場する妖怪、手長、足長デッス

手長、足長というと福島県磐梯山に伝わるこんな昔話を思い出すんですけど~

昔々、福島の会津若松に手長足長という妖怪が現れ、病悩山の頂上に住み着き、会津の空を雲で被い、その地で作物がまったく育たないようにする非道を何年もの間続けていました。
その地を偶然訪れた旅の僧侶がことの事情を知り、病悩山山頂へ赴き、手長足長を頂上に封印し、磐梯明神としてお祀りしたそうです。このことをきっかけに、病悩山は磐梯山と改められました。
手長足長を封印した旅の僧侶こそ、各地を修行中の弘法大師だったと伝えられているそうです。


では、飛騨に手長、足長の言い伝えがあるかというと…それは全く関係なくて、高山祭りの山車飾りとして作られた彫刻を模して、鍛冶橋と言う橋の欄干の上にモニュメントとして設置されたものなんだそうです。あえて言うならもとの彫刻のモデルは、お隣長野県の諏訪大社にゆかりのある出雲神話の素戔嗚尊と奇稲田媛命の出会いにちなんで、その両親である足名椎命と手名椎命を手長足長になぞらえて彫ったものだということでした。

いずれにせよめっちゃユーモラスな手長、足長....妖怪じゃなくて神様なんですねェ~
なんか節分の鬼にまちがわれそう~ダハハ