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久々にこんなクラシックの名作特撮映画再見しました。
1958(昭和33)年公開の東宝変身人間シリーズの第1作「美女と液体人間」デッス

小雨降る東京の下町で、不思議な事件が発生した。麻薬を盗みとった一人の男が、盗品はもとより身につけていた衣服一切を脱ぎ捨てて跡形もなく消え去ったのだ。その男は、麻薬密売をしているギャング三崎であることが判った。彼には、キャバレー「ホムラ」の人気歌手で千加子という女がいた。ある日千加子の前に、生物化学を専攻する政田という学者が現われた。彼は、三崎が水爆実験の前後、海上にいたかどうかをたずねるのである。また、三崎が隠匿したと思われる麻薬の行方を追求するギャング団も千加子を狙っていた。その一人西山は、彼女のアパートに乗りこみ脅迫したが、彼も突如現われた人間状の形をした液体に溶かされ姿を消してしまった……

続く第2作ガス人間㐧1号第3作「電送人間」と合わせて変身人間三部作と言われています。「マタンゴ」は番外編扱いですね。個人的には三部作の中で一番大好きな作品デッス。
ガス人間電送人間は体質が変化した人間そのものですが、液体人間マタンゴと同じく人間としての理性を失ったまったくの怪物です。ただ人間のときの精神活動が習性として残っているので次々と関わりのあった人間を襲っていきます。

監督&特技監督は本多猪四郎・円谷英二の黄金コンビ、脚本は「空の大怪獣ラドン」「東宝フランケンシュタインシリーズ」の木村武(馬淵薫)というテッパン作品ですから、本編ドラマも特撮パートも展開が軽快かつ重厚、まるで刑事ドラマを観ているような、ミステリー&ホラーの要素も秀逸デッス

それになんといっても、タイトルにある美女、千加子役の白川由美さん…めっちゃ妖艶で美しさ半端ないです~変身人間シリーズではなんといってもガス人間㐧1号の絶世の美女、藤千代役の八千草薫さんがダントツですが、千加子も忘れられない永遠のヒロインですゥ~

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惜しむらくは、佐藤勝氏作曲のオープニングロールのバックに流れるメインテーマが、えらく陽性の勇ましいマーチで、夜の海を漂流する不気味な難破船の雰囲気とえらくミスマッチに感じたのがゆいいつの難点かなぁ~ダハハ

余談ですが、クライマックスの東京炎上シーンは大迫力デッス。昨日話題にした火炎の観察が十分できました。スタジオ内のミニチュア撮影とは思えないほど火勢が強くて、ひょっとしたら合成かもしれませんが、上昇気流による火炎竜巻まで発生しているのにはほんとびっくり!
あの現象どうやって撮影したのかほんと不思議です~

そんなこんなでクラシックの名作、久々に堪能しました。それではマンダ製作がんばりマッス!

『美女と液体人間』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=nfiF9DQ4LPs