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これもまた30年以上昔に作った、ボークスOH川岸敬巌さん原型の『透明怪獣ネロンガ』デッス

伊豆・伊和見山に出現した四足歩行の怪獣で、江戸時代に村井強衛門という武士に退治されたという記録が残されていたそうです。
それにしてはネロンガという名称……かっこいいけど、古文書に記載されてるような響きじゃないですねェ~円谷怪獣は英語表記的ネームの怪獣が多いように思います。
ネロンガのような古文書に記録された怪獣は漢字で書ける名称でないとちょっと矛盾するかも~

それはさておき、このネロンガ…体色が緑色なのちょっと変でしょ~イメージとしては濃いグレーかブラウン系、背びれは黄色いのが映像再現的には正解だと思います。
なぜ緑色にしたかというと……
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このマルサン電動プラモのイメージがすごく脳裏に焼き付いていたからです~
マルサンのネロンガ…もう半世紀以上昔、徳島一の繁華街東新町アーケードにあったニコニコヤというおもちゃ屋さんで、親に買ってもらったのかすかに覚えています。
先にリリースされてたバラゴンの金型をそのまま流用したボディは、体はともかく頭部は似ても似つかぬものでした。いくらツノや触覚のパーツを変えても、バラゴンの大きい目玉にめっちゃ違和感を覚えたのいまだに忘れられません。そしてこの成型色…なぜか濃い緑色でした。

真相は分かりませんが、当時マルサンから日本初のプラカラーが発売された時期で、マルサンの製品はプラカラーの需要をねらってあえて成形色を奇抜な色に変えていたのかもしれません。
同シリーズのギャンゴはショッキングピンクだったし、たしか150円?だったウルトラホーク3号も濃い緑色してました。
当時、小学生の私にはそんな大人の事情なんてつゆ知らず、ただただ不思議に感じていました。
当然、全身塗り替えるなんて大胆な作業はまったく思いつかず、そのまま組み立ててウルトラマンと戦わせていました。ギャンゴももちろんショッキングピンクのままでしたwwwダハハ

その緑色の印象があまりにも強くて、間違いとは知りつつもネロンガの体色は緑色というイメージが脳裏にこびりついていたんですねェ~そんなもんでうちのネロンガはしっかり緑色してます~
とはいえ、「フランケンシュタイン対地底怪獣」の初期スチールでは、バラゴンが濃い緑色してるんですよねェ~そうなるとネロンガが緑色でも、あながち間違いじゃないかも知れませんね。

ネロンガはもう一体、痛快娯楽劇場:橋本さんの作品を持っているので、そちらは映像どおり、ブラウン系で仕上げてみたいと思いマッス