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暗黒超獣 ブラックサタン
ゴート レジンキャスト30cm
原型師 杉本 浩二


年末年始…極寒の怪獣部屋にひきこもり状態で、なんとかブラックサタンできました~
ゴート杉本さんお得意の逆テーパーのウロコがすさまじいアイテムデッス
まるで丈の足りない金色のベスト着てバミューダパンツ穿いてるような珍妙な体色…頭部は一つ目入道みたいな顔してるのに、アンバランスなウロコだらけのぶっとい尻尾がついてます。やたら全身にビラビラとイボイボてんこ盛りだし~
さすが超獣…生物とはかけ離れたフォルムしてますねェ~ダハハ

第22話「復讐鬼ヤプール」の主役はなんといっても美川隊員です。それと異次元人ヤプールの手先宇宙仮面…なんちゅう安直なネーミング…もっとイキな名前思いつかなかったのかなぁ~
それはさておき、美川隊員のほのかな恋心を宇宙仮面がもてあそびます。最後には美川隊員に撃たれて死んじゃいますけど、考えてみればちょっと残酷なお話ですね。そういえば怪魚超獣ガランのエピソードも美川隊員のプライベートのお話だったかも~

ストーリー的には宇宙仮面が簡単にTAC基地内に潜入したかと思えば破壊工作に失敗、逃亡した宇宙仮面を追跡中、美川隊員が事故であっけなく死亡…ところが死んだはずなのに生き返り、美川隊員を助けた宇宙仮面が化けた坂井青年に好意を抱き、青年はなぜか幼稚園でブラックサタンの彫像を製作…正体が暴かれると、彫像が実体化して街で大暴れ…というストーリーは、あまりにも場当たり的な出来事ばかりが重なって肝心の超獣ブラックサタンの存在感は希薄です。
「復讐鬼ヤプール」というサブタイトルなのにヤプール出てこないし~
上原正三氏の脚本ですが、正直なところ東映戦隊もの的スケールのお話で、ウルトラマンシリーズにはちょっと合ってないかも~巨大怪獣の出現するような展開ではありませんね…ダハハ

さて、ブラックサタンですが、ベース色に吹いたガンシップグレーの上からNATOブラックでウォシング、ゴールド部分はチタンゴールドの上から同じくウォッシングして、アクリルガッシュのゴールドディープとアンティークゴールドでドライブラシしました。そしてその上からパステルでウェザリング…大体いつもと同じ工程です。写真に撮ったらほとんど判らなくなりますけど~
今回のミソはでっかい目玉の浮き出た血管なんですが、映像で確認してもけっこうアバウトな描きこみだったので、こちらも適当にそれらしく描きました。

どう見てもフォルムからして生物感のあるキャラじゃないので、リアリティにはあまりこだわっていません。映像のブラックサタンに少しでも雰囲気が似てるように見ていただけたら大成功デッス
ゴート杉本さんの繊細な造型表現と再現度をお楽しみくださいませ~

さて、明日は相棒"宇宙仮面”UPしたいと思いマッス