海底原人 ラゴン
アレイド レジンキャスト 30cm
原型師 浅川 洋
アス工房浅川さん謹製 海底原人ラゴン 完成しました~
体色を事前にチェックしておきながら暗緑色のままで、ヌメヌメ感も表現できていませんねェ~
結局、オーソドックスな怪獣色になってしまいましたwww自分の持ってるラゴンのイメージが強かったみたいです~ダハハ
「ウルトラマン」のラゴンは「ウルトラQ」のラゴンと明らかに体形が違います。マンのラゴンは♂でQのラゴンは♀という設定で、流用されているのは頭部だけで体は新造されています。
Qのラゴンのアクターは、ウルトラマンの古谷敏さんですからスリムで長身ですが、マンのラゴンは泉梅之助さんで、いかにもがっしりしてて男性的です。
このエピソードはある意味新旧ラゴン対決なのが面白いかも~
劇中でイデ隊員がラゴンの身長を30mと言っているのですが、そうなるとウルトラマンとの身長差が10mにもなるので、ちょっと対決シーンには違和感がありますね。
物語の冒頭で「地球防衛軍」のマーカライトジャイロが登場してびっくりします。すごいあらかさまなライブラリーフィルムの流用ですが、かえって潔くて得した気分になりますね。
そして太平洋上での原爆事故、原爆を捜索する艦船を襲うラゴン、白い航跡を残しながら日本本土へやって来ます。この辺の緊張感は、2期以降のウルトラシリーズにはないものです。
そしてムラマツ隊長が、千葉の館山付近に上陸すると予想してハヤタ隊員を派遣しますが、ラゴンは一転三浦半島の葉山に上陸します。ハヤタ隊員がフェリーで千葉から三浦半島へ移動するというシチュエーションも実にリアルに丁寧に描かれてます。
それに、実在の地名だったり架空の地名だったりしますが、怪獣の出現する地域が比較的はっきり表現されているのも初期ウルトラシリーズの特徴ですね。それで数倍リアリティが増しています。
ラゴンが上陸した葉山アリーナにたまたま休暇を取ったフジ隊員がいるのはご愛敬ですが、決して不自然ではありません。凸凹コンビのホシノくんの存在は、このエピソードに限らずちょっと無理があるように思いますけど~ダハハ
それに面白いのは、イデ隊員をはじめ科特隊でも、ラゴンのことを怪物と呼称していることです。細かなニュアンスですが、怪獣だとなんか幼稚に聴こえるような気がします。たぶん我々の目前に巨大な異形の生物が出現したら第一声怪物と叫ぶでしょう。多分怪獣とは言わないと思います。
そんなところも初期ウルトラ三部作が好きな理由かもしれませんね。
とにかく、ストーリーの展開が自然で無理な力技がありません。事件が主人公たちの身のまわりばかりで発生することもなく、子どもばかりが絡む事件でもありません。唐突に怪獣が出現することもなく、ちゃんと理由が説明されています。同じ30分ドラマなのに、ほんと初期ウルトラ三部作は丁寧に作られていたと思います~
そしてウルトラマンの登場、スぺシウム光線を食らったラゴンが崖から転落する一連の動作はマルメスの岩石バックドロップと同じくめっちゃ不自然ですけど、その点はギャグっぽくて愉快です~
そんなこんなで、ラゴンの体色を確認するつもりが物語の中身に没頭したちゃって結局色はいつもどおり、なんちゃって塗装になってしまいましたとさwwwダハハ
コメント
コメント一覧 (8)
その前に完成おめでとうございます。
迫力があるから完成おめでとう言うの忘れてましたw
腕に付いた水爆もいい感じに仕上がってますね。
フクロムシ
がしました
ヌメヌメ感の表現って難しいですよね。
やり過ぎもダメだし…
スーツは新調されてたんですね!
ストーリーも原爆ぶら下げて登場くらいしか覚えていなかったので、再見してみます!
フクロムシ
がしました
おっしゃる通り非常に緊張感の有るエピソードで、私的にはホテルの中を覗き込むラゴンの顔が室内より見えるシーンが子供心にとても怖かったのを覚えています。(ただ同時に小生意気なミチコちゃんが殴ってやりたい程にムカついて、このエピソードを見る度に「この子(ミチコ)の親はどんな躾をしているんだ!」と思ってしまいます。)
私の方はSY-3のブースターもマッキー1号の製作も遅々としておりますが恩師の奈須先生が隼号とスピップ号を完成され、それをお預かり致しております。(しかし新型コロナのお陰でまだまだお会いは出来ませんからお届けは先ですね。)
フクロムシ
がしました
ちゃんと原爆がその位置についていますね!
劇中では、一度落ちてまた引っかかってとか、地面に落ちてからもまた動いたりとかで、迫りくるラゴンの怖さとともに原爆の爆発の心配とかで、ハラハラしまくりのメチャ面白い映像でしたね、他の見せ場も盛りだくさんで、ホント良くできた映像だと思います。
ああそうそう、今回の素晴らしいラゴン完成品もアス工房のアルバムに画像リンクさせていただきますね。
フクロムシ
がしました
写真がへたくそで露出補正が悪くてタラコ唇になってしまいました~
目玉もピントがあってませんね~ダハハ
フクロムシ
がしました
特撮怪獣ドラマとして王道のストーリーは面白く、すごく丁寧に作られてるのがよく分かる作品デッス
ぜひ再見してみてくださいませ~
フクロムシ
がしました
結局自分のイメージに合った濃い緑色のラゴンになってしまいました。
ちなみにこの緑色はゼロ戦の緑ですねェ~(^^;
ミチコちゃんはたしかに図々しい女の子でしたねwww
またまた真冬に逆戻りですが、どうぞコロナにお気をつけて製作がんばってくださいませ~
フクロムシ
がしました
長い間塩ジャケ状態でしたがようやく完成することができました。
ちょっと仕上げも写真もへたっぴで恐縮ですが、よろしければお使いいただければ光栄デッス
原爆、この位置からだんだんズレ落ちていくんですよね~ほんとハラハラエピソードでした。
冬WFは開催されず残念でしたが、秋WFめっちゃ期待しておりマッス
フクロムシ
がしました