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1973年公開の "東宝チャンピオンまつり” G作品第13作「ゴジラ対メガロ」デッス
ジェットジャガーのイメージ確認のため、久々に再見しました。

197X年、アリューシャン列島のアスカ島で行なわれた国際核実験太平洋の大部分に影響を及ぼし、怪獣島やシートピア海底王国も被害を受ける。復讐に燃えるシートピアの司令・アントニオは地上人に報復すべく大規模な地殻変動を起こしたうえ、自国の守護神である怪獣・メガロを地上に派遣して攻撃させる。メガロは迎え撃つ防衛隊を壊滅させ、市街地やコンビナートを次々と破壊する。さらに、シートピアは青年科学者・伊吹吾郎の作った等身大ロボット・ジェットジャガーを強奪し、水先案内を行わせる。だが、ペンダント形のマスターコントローラーがシートピア人に気付かれなかったことにより、ジェットジャガーは吾郎たちに奪還され、ジェットジャガーは怪獣島へゴジラを呼びに行った後に独断で巨大化し、メガロに立ち向かう。シートピア人がこれに対抗してM宇宙ハンター星雲からガイガンを呼び寄せたため、2対1となったジェットジャガーは劣勢となるが、そこにゴジラが駆けつけた……

1973年(昭和48年)というと当時高校2年生…HardRockに没頭していた頃で、さすがに怪獣からは遠ざかっていました。私の母校は県南の辺鄙にある学校で5年間寮生活だったため、めったに映画館に足を運ぶこともなかったです~

そんなもんで「ゴジラ対メガロ」を鑑賞できたのは、レンタルビデオが普及した社会人になってからでした。東宝の特撮怪獣映画はリアルタイムで観ることができず、TV放送で観た黎明期の作品(「ゴジラ」「ゴジラの逆襲」「ラドン」「バラン」)の印象がめっちゃ強烈だったもので、小学生ながら陽性のゴジラシリーズより「フランケンシュタイン対地底怪獣」「サンダ対ガイラ」といった怪奇風味のコワイ作品の方が好きでした。
大映のガメラシリーズも「ガメラ対バルゴン」以外の子どもが主役の低年齢層向け作品は、自分も子どものくせに正直苦手でした。それに「ガメラ対ギャオス」以降は低予算の弊害が著しく、脚本・演出と合わせて特撮のクオリティ不足が、子ども心になんとも切なく感じたものです~

一方、本家G作品もだんだんヒーローチックに人間っぽくなっていくゴジラが残念でなりませんでした。昭和のゴジラをリアルタイムで映画館で観たのは中1の時、徳島市へ友だちと観に行った「オール怪獣大進撃」が最後で、その後1984年にゴジラが再び復活するまでは、怪獣映画目的で映画館へ足を運ぶことはありませんでした。

さて「ゴジラ対メガロ」ですが、DVDは持ってるので、何度かは観てるんですが、「オール怪獣総進撃」とともにもっとも鑑賞した回数の少ないG作品だと思います~
演出も脚本も福田純監督、当時は"東宝チャンピオンまつり”の中の一作としてTVアニメの映画版と同時上映ですから、撮影時間も予算もかなり制約を受けての制作だったみたいで、往年のG作品のクオリティとは比べるべくもなく、出演者の極端に少ない(女性はほとんど登場せず…)小学校低学年向けの単純なストーリーと、多量のライブラリーフィルムの流用…クライマックスは人工的な構造物がほとんど存在ない荒野でのバトルというなんともチープで印象の薄い作品でした。
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ゴジラはなんとも言えないかわいらしい表情で動きも擬人化されて、ほとんどガチャピンのようになってましたし、メガロは海底王国の守護人なのになぜか昆虫怪獣…??? 腕がドリルどうやって回転するのかメカニズムが理解不能だし、ガイガンも前回かっこよかったのになぜかフォルムが微妙にくずれて不細工になってました。だいいち唐突な登場で、M宇宙ハンター星雲とシートピアの関係が理解できませぬ~
そして強面の正義のロボット、ジェットジャガー…あまりにも正義感が強すぎて勝手に巨大化して、ゴジラとタッグを組んでメガロたちと戦います。ロボットが突然芽生えた自分の意志で、勝手に巨大化するのがメガロのドリル以上に大きな謎です~www

とにかく、正義の味方ゴジラジェットジャガーが悪い怪獣メガロガイガンをやっつける単純明快なストーリーで、どうのこうの評価するのもはばかられるような子ども向けの作品で、観るべきところはほとんどないのですが、ただ一点興味をそそるのはメガロに破壊される巨大ダムのミニチュアセット…あのシーンだけは、なかなかのスペクタクルで見ごたえがあります。
それと中野特技監督お得意の爆発炎上シーンはゴジラたち大丈夫かと思えるほど大迫力デッス

まあ作品のレビューはさておき、当初目的のジェットジャガーのイメージだけはしっかりと確認できました。荒野で戦いますからけっこう土埃で汚れてるんですよねェ~その辺をどう解釈するか、もう一度脳内を整理してから塗装にかかりたいと思いマッス