4Kリマスター「ウルトラQ」…昨夜の放送は、第10話『地底超特急西へ』でした。
世界最後の超特急とも云われる最高速列車“いなづま号”の公開試運転が報道開係者招待で行われることになった。一平は試乗したい一心から、由利子のあとを追い毎日新報の写真機材が入ったトランクを持って発車駅にかけつけた。ところが、あわてていた一平はトランクを間違えて、相川博士が発明した人工生命M1号の入った方を持ち込んでしまったのである。フラッシュ撮影したことから、M1号が覚醒し、運転席に入り込んで列車の人工頭脳を破壊、非常制動も使用不可能にしてしまった。時速数百キロで走るいなづま号は、試乗者をのせたまま、とどまることを知らずに突っ走っていく……
カネゴンと並んで「ウルトラQ」屈指のひょうきん者人工生命M1号の登場するエピソードデッス
放送当時、人工生命という言葉のひびきだけでコワくてビビりながら観てた記憶があります。でも実際には「育てよカメ」や「カネゴンの繭」と同じくちょっとコミカルなジュブナイルファンタジーですね。エンディングのオチなんかまったく荒唐無稽なおとぎ話でした。
M1号の容姿も見るからにひょうきんなおとぼけキャラで、分厚いタラコくちびると小さい寄り目がチャーミングwwwとてもコワい怪獣には見えませんねェ~なんで当時ビビってたのか理解できませんです~ダハハ
このエピソードのもうひとつの主役は地底超特急いなずま号ですね。二両編成ながらロケットエンジンで推進する地底ロケットで、当時最先端の科学技術を搭載した夢の超特急デッス
半世紀が過ぎた今となってはすごいレトロフューチャーなデザインですが、そこがまた魅力的で、現在のリニアモーターカーのような鉄道ファン憧れの存在ですね。ところが、クライマックスであえなく車止めに衝突して粉々に…イタチ少年とM1号を大気圏外に吹っ飛ばすほどすごい衝撃でしたです~
このM1号もおまんたワールド時代の橋本 智さんの作品です。ビリケン商会製のソフビ版が“フィギュア王”誌上限定アイテムとして発売されていました。これはおまんたワールド名義でリリースされたキャスト版で、オマケに検討稿デザイン通称M2号のキャストキットが付属していました。表情もフォルムもひょうきん族M1号生き写しアイテムデッス
いなずま号は地球防衛軍秘密基地本部からリリースされていたポリストーン製完成品で、Nゲージサイズなので30cmクラス怪獣にピッタリ、馬乗りになるM1号フィギュアも付属してマッス
M1号はカネゴンと並んで「ウルトラQ」を代表する人気キャラで、その後もずいぶんたくさんな円谷作品に登場しました。最新の「ウルトラマンZ」では巨大化してウルトラマンと戦ってましたですね。
都市破壊が似合う凶悪な巨大怪獣ではありませんが、なかなか忘れがたい味わいのあるキャラだと思いマッス
さてさて次回は「ウルトラQ」のエピソードの中でも屈指の名作『バルンガ』…
これは絶対見逃せませんです~デヘヘ
コメント
コメント一覧 (6)
浜ちゃんだ‼️(笑)
幼少の頃は、エンディングに???でした。
ひょうきんな怪獣ではありましたが、子供心にわけのわからない怪物に、列車が乗っ取られるシチュエーションには、ちょっとビビってました。
フクロムシ
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ウルトラマンZと戦うのはなしですねw
フクロムシ
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本作はリアルタイムでも再放送でも鑑賞の機会に恵まれずかなり後年になってビデオで観た作品でした。未来(?)の東京駅の屋上にAサイクル光線車の操作室と砲塔が有ったり、そんな未来の駅に靴磨きの少年がいたり、そして試運転の特別列車にキセル乗車出来たり・・・あまつさえ何ともシュールなエンディング!(笑)
サブタイトルが示す様に本作の主役は「地底特急いなずま号」!・・・のハズが、どう考えてもM-1号!まさに私の持論「メカは特撮ドラマの添え物」を地で行く内容でした。(苦笑)そんな「地底特急いなずま号」はいまだに色褪せないカッコ良さですが現実には在り得ないですね(苦笑)そしてあれだけの設備と技術を投じた割には客室が物凄く少なくて・・・1部屋当たりが物凄く高額なのでしょうか?
良くも悪くも「夢の超特急」で有る事には間違い有りませんね。
フクロムシ
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私的には、怪獣と聞いただけでみんなめっちゃコワい存在でした。
怪獣が怖いのはもう五十路超えた世代だけなのかも~ダハハ
フクロムシ
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フクロムシ
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客車が一両しかないのは試運転だからでしょうか?車両後部が展望デッキみたいな形状になってるのも不思議です~現在ならさしずめリニアモーターカーなんでしょうが、昭和らしくロケットエンジンなのも愉快ですね。さぞ騒音がひどかったかも~ダハハ
フクロムシ
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