フクロムシ&コブクロムシ怪獣なんでも研究所

梅雨あけて 今年は強悪 ザンボラー…

カテゴリ: 『ガメラ4』妄想の小部屋

Chapter38『闘争の果てに』    ヒュンヒュンヒュン、鋭い風切り音を残しジャイガーの鼻先にある1対のツノ状の器官から連続して数十発の強酸性毒針が放たれた。ドリルのように高速回転しながら、螺旋状の航跡残し目標に向かって直進する。被弾するかと思われた直前、連 ...

以前にも一度話題にしたことがあるんですが、現在書いてる妄想二次創作小説もどきのインスピレーションのひとつになってる近藤和久さんのコミック「ガメラ対バルゴン」デッス これは、「G2」と「G3」の間のエピソード「G2.5」ですね 敵怪獣はご存じニューギニア生ま ...

Chapter37『リガート戦隊の栄光』   ジャイガーはリガート04号機に装填した白霊珠の光に誘われるように、新宿御苑を縦断し、国立競技場の一部を破壊した後、外苑東通り沿いに南下を続けている。  リガート4機はホバリングしながら、ジャイガーの四方を囲み、つかず離 ...

Capter36 『剣の行方』 「それは案外単純な理由かもしれないよ」  日高博士は不釣り合いに大きなタンブラーを左手に持って千里の質問にあっさりと答えた。右手はまだ爆破事件のときの負傷が癒えず、肘から手首にかけて巻かれた包帯と吊っている三角巾が痛々しかった ...

Chapter35 『ミシャクジの神』    社の沢で千里たちと別れた日の正午頃、貴幸は中央道小牧ジャンクション付近を東へひとり車を走らせていた。葛城山中の脱出劇からまったく休息はとっていなかったが強靱に鍛えられた貴幸の肉体にはまったくと言っていいほどダメージはな ...

Chapter34 『首都決戦前夜』    同時刻、東京湾三浦半島沖を哨戒していた海上保安庁第3管区所属の巡視船“しきね”より官邸の危機管理センターへ緊急入電がはいった。 「浦賀水道観音崎東端1海里の海中を毎時20ノットで北北東に進行する巨大生物と思われる物体を補足 ...

Chapter33 『東京カタストロフ』 「な、なんで我が国だけに次々と化け物が集まってくるんだ…」 首相官邸内の危機管理センターへ向かう公用車の中で防衛省の齋藤政務次官は憤懣やりかたない表情で独り言をつぶやいた。 官邸前の六本木通りは報道陣と警備の警官そして避難する ...

Chapter32 『禍の影』 「大丈夫か?いまどこにいるんだ!」  米森は安堵感と相反する焦燥感から少し興奮気味に携帯電話に向かって叫んだ。 「ごめん心配かけました。今、南飛鳥村の社の沢にいます。千里と悟くんも無事です。これから守部さんのお屋敷へ向かいます」   ...

Chapter31 『イリス侵攻す』    05:00近くイリスは妖星の冷たい光を浴びながらゆっくりと東に向かって行動を開始した。葛城山南麓行者谷の出現地点から御所市市街まで直線距離でおよそ7km 、ほんの十数分で到達する距離だ。  04:20に信太山の陸上自衛隊第37普通科連隊 ...

 Chapter30 『マンティコア』    20XX年初冬、イラク北部モスル校外のニネヴェ遺跡付近では、米軍を中核とする国連地上軍主導によるイスラム過激派掃討作戦が展開されていた。    過激派は5日前ネビ・ヤゲルと呼ばれるAD3000年前後に築造された巨大な石の城門を爆 ...

Chapter29 「井氷鹿(イヒカ)」   千里、真弓、悟の3人は狭く真っ暗な空洞の中で、お互いの身体を寄せ合ってかがみ込み、じっと崩落の治まるのを待った。ほんの数十秒が永遠の時間のように長い。   イリスの巨体が空洞を破壊し生き埋めになる恐怖感で3人とも身 ...

Chapter28 『ベテルギウス』  米森は、京都駅近くにあるビジネスホテルの狭いシングルベットに横たわっていた。  前夜の長距離移動と大學の爆破事件の事情聴取で夕刻まで拘束されたため、淺黄の進言に従い、完治していない身体を一夜ゆっくり休める選択をしたのだ ...

Chapter27 『邪神覚醒』   千里の腕を掴んでいた大男が声も立てずその場に崩れ落ちる。   悟と真弓は拘束している男の手を振り払い渾身の力を込めて身体を突き離すとすばやく近くの岩陰の狭い空間へかがみ込んだ。千里も転がるように二人に続く。  闇夜を切 ...

Chapter26 『蠱毒』  3人はほとんど同時に正気を取り戻した。後ろ手に縛られ背中合わせに座らされたまわりを4人の黒ずくめの男たちが囲んでいる。どうやら八束之岩屋の入口まで連れ出されたようだ。 周りはすっかり夜の闇に包まれていたが、狭い谷間に差し込む月 ...

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