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無題
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奈須さんのフルスクラッチモデル『サタン1号』改めて再度ご紹介させていただきマッス
サタン1号は"ウルトラQ”第11話「バルンガ」に登場した土星探査ロケットですね。
物語の冒頭、地球への帰還直前、宇宙空間でバルンガに侵蝕され、地球への侵入を許した原因となったロケットです。奇しくも、バルンガを発見し学会を追放された悲運の科学者、奈良丸明彦博士のご子息が搭乗していました。奈良丸博士はこの物語のキーパーソンですね。

「バルンガ」は"ウルトラQ”のエピソードの中でも特に印象深い名作でしたが、冒頭オープニングバックに登場するサタン1号は重要な役どころながら形状ははっきりとは覚えていませんでした。それをフルスクラッチでほぼ完ぺきに再現された奈須さんにはほんと敬服いたしマッス 改めて映像を観ると、シルエットは撮影用プロップを忠実にトレースされているのがよく分かります。
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こういった脇役メカが存在感を示すことによって、怪獣や宇宙人が生き生きとTVのブラウン管の中で大暴れできたんでしょうね。でもほんの数分程度しか登場しないメカがほとんどですから、主役のヒーローや怪獣に比べると地味で、覚えていらっしゃる方はほとんどいらっしゃらないと思います。本放送から半世紀以上経って、すっかり忘れられてた脇役メカをこうして立体化される方がいらっしゃるなんてほんと尊敬いたします~
ちなみにサタン1号の窓に張り付いてるバルンガ幼体は、痛快娯楽劇場橋本さん謹製バルンガのオマケガレキです。これもめっちゃ面白いチョイスだと思いマッス

奈須さんやけんたろうさんのフルスクラッチマイナーメカを拝見すると、映像作品を観ててマイナーメカを見つけるのが楽しくなりました。新作はどんなメカを見せていただけるのかめっちゃ楽しみです~デヘヘ