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無題
今回の“怪獣ビフォー&アフター”は…厳密にいうと改造ではなく単なる経年劣化なんですがwww
「ウルトラマン」第22話が初出の地底怪獣テレスドンと、「帰ってきたウルトラマン」第3話で、サドラの手下?としてちょろっとだけ登場したデットンです~

テレスドンはこの後第37話にも登場する人気怪獣ですが、「ウルトラファイト」のレギュラー怪獣やアトラクショーで活躍した後「帰りマン」でデットンとして再登場します。
テレスドンからまったく無改造のままらしいですが、なんせアトラクショー等で酷使された影響からか劣化が激しく、まったく往年の見る影もありません
鋭かった鼻先はブヨブヨに鈍く肥大し、全身ヨレヨレで手足の爪もなくなってます~弟と言うよりはグダグダに年老いてしまったじいさんって感じですね。怪獣着ぐるみって使い込んだらこれほど劣化してしまうものなんでしょうかねェ…ほんと哀れですゥ~

はじめテレスドンとして登場させる予定だったそうですが、見分けがつかないほど変貌していたので、急遽デットンというネームに変えたそうです。まあフォルムは崩れていますが、全身を構成している要素がテレスドンと同じなのはかろうじて判りますけど~
当時、「帰りマン」が放送開始後、怪獣着ぐるみのクオリティが前三部作に比べてあまりにも低いのに子供心に愕然としたものです~特にこのデットンはショックでした
後にテレスドンの成れの果てだということを知り二度びっくりでしたです~

でも大人になって再見すると、「ぺギラ⇒チャンドラー」と同じく一世を風靡した人気者が落ちぶれてヨレヨレになりながら、ちょっと出のやられ役として再登場し、あっという間にボコボコにされて姿を消してしまうという哀れな姿に、人生の栄枯盛衰を投影してるように思えて感慨深いものがあります。まさに祇園精舎の鐘の声ですねwwwダハハ

さてさて今回のモデルになってもらったのは、かなめみおさんのテレスドンと、グリプト獣神サンダーライガーさんのデットンです~
かなめさんのテレスドンはWF当日版権作品で、この後プロポーションを若干改修されて、首の曲がった二代目テレスドンにもできるコンパチキットとして再販されました。
グリプト、ライガーさんの作品も同じくWF当日版権で、当時デットン初の30cmクラスKITだったので、会場でGETできたときは嬉しかったです~なんとも言えないヨレヨレフォルムに哀愁が漂ってていい感じ…首は反りかえりポーズだったので若干前方に向くよう改造しました。
どちらも楽しい思い出の作品です~

さて次回は、前回の続編『ネロンガ⇒マグラー』いってみたいと思いマッス