



今回は「ウルトラマン」の黒歴史…1974年公開のタイ映画「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」に登場するタイのスーパーヒーロー 猿神 ハヌマーンデッス
タイ語の原題「หนุมาน พบ 7 ยอดมนุษย์」を直訳すると「ハヌマーンと7人のウルトラマン」となるそうで、完全にハヌマーンが主役…ウルトラ6兄弟はその引き立て役になってます~
ちなみになぜ6人じゃなく7人かというとウルトラの母も頭数に入ってるからだとかwww
タイ語の原題「หนุมาน พบ 7 ยอดมนุษย์」を直訳すると「ハヌマーンと7人のウルトラマン」となるそうで、完全にハヌマーンが主役…ウルトラ6兄弟はその引き立て役になってます~

ちなみになぜ6人じゃなく7人かというとウルトラの母も頭数に入ってるからだとかwww
ハヌマーンはもともとインド神話「ラーマ―ナヤ」に登場する猿神ですが、それが1700年代タイ王朝の下命で戯曲化され、国中で知らない人のいない大人気の国民的英雄になったんだそうです。
中華圏で神格化され、絶大な人気を誇る「三国志」の豪傑関羽に似てるかも~そういえば台湾映画で、関羽も巨大化して侵略宇宙人と戦ってましたですねwww
さてさてこの作品に登場する ハヌマーン…タイでは佛教を守護する神で、正義のためなら傍若無人のやりたいほうだい、悪人は容赦なく握り潰すし、怪獣を6兄弟と共謀してなぶり殺しにするし、とても正義のヒーローとは思えない凶悪な振る舞いです。
まるで「スーサイド・スクワッド2」に登場する、平和のためなら手段を選ばない、便器マスクの極悪人ピースメーカーみたいwww

さてさてこの作品に登場する ハヌマーン…タイでは佛教を守護する神で、正義のためなら傍若無人のやりたいほうだい、悪人は容赦なく握り潰すし、怪獣を6兄弟と共謀してなぶり殺しにするし、とても正義のヒーローとは思えない凶悪な振る舞いです。
まるで「スーサイド・スクワッド2」に登場する、平和のためなら手段を選ばない、便器マスクの極悪人ピースメーカーみたいwww

フォルムはタイの寺院に祀られているハヌマーンの像そのまんま…伝統的な白猿の姿をしてます。
手には三叉槍を持っていて剣にも変化し最強の武器となります。動きはタイの民俗芸能をモチーフにしてるようで、かなりオーバーアクション、とくに空を飛行するときの珍妙なポーズが印象深いです。これはなんでもお寺の卍ポーズなんだとかwww

愉快なキャラではあるんですが、着ぐるみがヨレヨレ…怪獣たちも含めてアトラク用かと思えるほどチープな造型で、とても劇場用の商業映画として公開できるようなレベルではありません
ストーリーもグダグダで、価値があるようには思えませんが、後の円谷プロとチャイヨープロの版権を巡る泥沼の法廷論争のせいで、なかなか国内ではソフト化することのできない珍品になってしまいましたですね。この後、5人の仮面ライダーと共演してるのもある意味すごいことかも~
とにかく版権の関係で、ハヌマーンの立体物はほとんど存在しません。ゆいいつこのタイ・アペックス製のソフビフィギュアしか見たことがないです~

最後にハヌマーンとウルトラ兄弟が、怪獣たちをボッコボコに虐待するところを目撃してね。
これはもう一方的な集団リンチです~ダハハ
手には三叉槍を持っていて剣にも変化し最強の武器となります。動きはタイの民俗芸能をモチーフにしてるようで、かなりオーバーアクション、とくに空を飛行するときの珍妙なポーズが印象深いです。これはなんでもお寺の卍ポーズなんだとかwww


ストーリーもグダグダで、価値があるようには思えませんが、後の円谷プロとチャイヨープロの版権を巡る泥沼の法廷論争のせいで、なかなか国内ではソフト化することのできない珍品になってしまいましたですね。この後、5人の仮面ライダーと共演してるのもある意味すごいことかも~
とにかく版権の関係で、ハヌマーンの立体物はほとんど存在しません。ゆいいつこのタイ・アペックス製のソフビフィギュアしか見たことがないです~

まるでタイの土産物みたいですけど、イベントで見つけたときは結構なプレミア価格でしたです~
これもまたリアルタイプのガレキがリリースされたら面白いかも~
でも、版権の関係で日本国内で販売されることはまずありえないキャラでしょうねェ~
タイに観光にいったらよく似た土産物売ってそう…ついでにタイ製ウルトラマンのミレニアムとかエリートとかのフィギュア入手できないのかなぁ~
昔、ワンフェスの会場で見たことあるような気がするんですけど~
これもまたリアルタイプのガレキがリリースされたら面白いかも~
でも、版権の関係で日本国内で販売されることはまずありえないキャラでしょうねェ~

タイに観光にいったらよく似た土産物売ってそう…ついでにタイ製ウルトラマンのミレニアムとかエリートとかのフィギュア入手できないのかなぁ~
昔、ワンフェスの会場で見たことあるような気がするんですけど~
最後にハヌマーンとウルトラ兄弟が、怪獣たちをボッコボコに虐待するところを目撃してね。
これはもう一方的な集団リンチです~ダハハ

コメント
コメント一覧 (2)
フクロムシさんの仰る通り完全な子供向けの上に話しはグダグダ!本来の主役のウルトラヒーローはハヌマーンの引き立て役!今ではNGのシーンの連発で最後は怪獣をリンチですからね。(私としてはハヌマーンが卍スタイルで空を飛ぶシーンをいまだに覚えておりますが決して名シーンと言う訳では無くて卍スタイルも不細工でしたが何より合成がチャチで失笑しました。)
レンタルビデオ店でも埃を被っていた本作品ですが版権の関係でソフト化されていないので今や逆にプレミアが付いてますね。(まぁそんなプレミア価格支払ってまで観る作品ではありませんが)
ハヌマーンは殆んど人間と同じシルエットですから人間型の素材があれば顔やその他の装飾で再現可能かも。
フクロムシ
が
しました
こんなレベルの作品をわざわざタイから逆輸入して公開するなんて、当時の円谷プロが相当危機的な状況だったことが理解できるような気がします。
いずれにせよ、この作品で描かれているハヌマーンとウルトラ兄弟の所業はとても正義のヒーローとは思えません。国が違えば子供に教える倫理観や道徳観もまったく違うというのがよく解る作品ですねwwwダハハ
フクロムシ
が
しました