



今回の怪獣形態妄想学は…“ウルトラセブン1999” 最終章6部作の第2話「空飛ぶ大鉄塊」に登場した 鉄鋼ロボット 大鉄塊 デッス
地球に帰化した宇宙人キュルウ星人が残した設計図を奪ったガロ星人が、地球侵略のために製造した巨大ロボットです。ウルトラ怪獣では珍しい漢字表記のキャラですね。
その名のとおり、昭和レトロな鉄の塊といったフォルムをしためっちゃ無骨なロボットです~
大鉄塊のデザインは、メカゴジラやキングシーサー「帰りマン」のナックル星人、コダイゴン等をデザインされた井口昭彦氏…いかにもクラシックで、まるで昭和30年代のおもちゃのブリキロボットのような風情が面白いです~でも身長67m:体重6万4千tもあり、その圧倒的なパワーでセブンを苦しめました。
昭和セブンだとキングジョーやクレージーゴンといったユニークなフォルムをした巨大ロボットが登場しましたが、それと比べると大鉄塊はずいぶんレトロフューチャーですね。
もしキングジョーのような形状だったら、似合わない名前だったと思いマッスwww
実はこのエピソードで大鉄塊以上に気なる存在が…

平成セブンの絶対的ヒロイン ハヤカワ サトミ 隊員(鵜川薫さん)です 

地球防衛軍のカジ参謀が強引に進めるフレンドシップ計画に疑問を抱いたサトミ隊員は、休暇を取ってルミ隊員といっしょに、故郷・翁島に帰郷します。実家の蔵で見つけたのが、幼い頃亡き父によく読んでもらっていた小説「空飛ぶ大鉄塊」の上巻…「空飛ぶ大鉄塊」の出版に携わったのが、当時出版社を営んでいたサトミ隊員の父親でした。「空飛ぶ大鉄塊」を書いたのは、地球に帰化した宇宙人キュルウ星人辺見、父と辺見は無二の親友で、しかもそれは単なる小説ではなく、巨大ロボット大鉄塊の設計図だったのです。「空飛ぶ大鉄塊」は上・下2巻に分れていて、行方不明になっている下巻がなければ大鉄塊は完成しません。その幻の下巻を強奪するため、ガロ星人がサトミ隊員を襲います。危機一髪のところサトミを助けたのは、幼い頃よく遊んでくれた辺見のおじちゃんでした。下巻強奪に失敗したガロ星人は辺見を拉致、未完成のまま大鉄塊を起動させて地球侵略を開始するのですが……
こんなプロットのエピソードで、ほとんどが翁島(猿島)のロケ…サトミ隊員の生い立ちがベースになってて、彼女の活躍でお話が進んでいくサトミ隊員ファンには見逃せないエピソードですね。
ただ、あまりにもレトロ指向が強くてちょっと父親世代のお話としては時代設定が合わない感じ…
戦前の祖父母世代のお話にした方がうまく雰囲気がマッチしてたかも~ダハハ
そんなこんなで、平成ウルトラセブンの中ではイチ推しの大好きなエピソードなんですが、昭和セブンのキャラと違い知名度が低いのか、立体化されたアイテムは極端に少ないですゥ…
ゆいいつWFでは造形工房キトラさんからリリースされてましたですね。

そしてもうひとつ気になるのが…
コメント
コメント一覧 (2)
それにしてもこの「大鉄塊」って別名では無くてこの怪獣(ロボット?)自身の名前だったのですね!?でも何より私としてはこの大鉄塊のデザインがメカゴジラやキングシーサー、コダイゴン等をデザインされた井口昭彦氏とは驚きました。
ところでハヤカワ サトミ 隊員役の鵜川薫さんって数年前に私がFacebookやり始めた時に友達申請が来てたのですが当時は本物かどうか判らなかったので削除してしまいました。(後に本物だったと判りましたが結局今も友達なれてませんです。(苦笑)
大鉄塊はそんなに難しいプロポーションやディテールをしていないのでバランスさえ上手く捉えれば製作はそんなに難しくは無いと思いますのでフクロムシさん是非ともチャレンジなさってみて下さいませ。
フクロムシ
が
しました
鵜川さんとお友だちになれなくてめっちゃ残念ですね。けんたろうさんから再チャレンジされてはいかがですかwww
フクロムシ
が
しました