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総攻撃モスラ
SHINZEN造型研究所 レジンキャスト 20cm
原型師 SHINZEN


9月になってもいっこうに秋らしくならず、酷暑に悩まされつつチマチマと作業を続けていた、SHINZEN造型研究所リリースの『護国聖獣 最珠羅』…やっとこさ完成しました~
この作品、昔WFで上京した時、会場ではなく中野ブロードウェイで偶然見つけてGETしました。
20cmクラスで少々小ぶりですが、再現性はすばらしい作品デッス
羽根の塗り分けが大変そうなので、思い切りがつかず、長い間塩漬けになっていたんですが、前回VSモスラを作ったらこちらも無性に作りたくなってチャレンジしたしだいですwww

モスラは極彩色なので、今回もほとんど筆塗り+エアブラシ塗装です。
羽根の複雑な模様はスジボリしてくれてるんですが、塗り分けは老眼オヤジにはキツイ作業で、筆が震えて、シンメトリーのはずなのに、左右でけっこう異なってしまいました
とりあえず雰囲気優先ということでご勘弁くださいませ~
その上、前回のVSモスラと異なり、アグレッシブでよりリアルに見えるよう、全身軽くウォッシングしたので、けっこう汚れが目立ってますねwwwダハハ

改めて歴代モスラと比較すると明らかに異質なキャラで、配色も似てるようで全く別物です。
全身モフモフのVSモスラに比べると、明らかに全身が硬質、総ての部位の末端が鋭利で、まるでカミソリのようです。腹部や脚なんかの形状はスズメバチそのもの、糸ではなくお尻から毒針を発射するのも、蛾ではなくハチですね。
クイーン・オブ・モンスターと呼ばれるモスラのアイデンティティ、優雅さや慈悲の心はとても持ち合わせているようには思えません。コミュニケーションのできる小美人的キャラも存在せず単独で行動しています。モスラと言うよりは、むしろバトラに近い存在なのかもしれませんねェ~ 
素性も生い立ちも従来のモスラとはまったく異なっていますから、同種の怪獣とは考えにくいのですが、「護国聖獣伝記」記されていたように、海の聖獣という設定にも違和感を覚えます。

いずれのせよ「GMK」に登場した怪獣たちはみんな独特のキャラでしたですね。従来のGシリーズの流れからは孤立した独特の世界観を持った怪獣たちでした。従来のイメージからすると、ちょっと戸惑っちゃう設定でしたけど~ダハハ
正直言うと、デザイン的には白目の呉爾羅も、首が太短くて翼の小さい魏怒羅も、メタボな婆羅護吽もあまり好きじゃないです~ただ最珠羅だけは異質ですけど、従来より戦闘的でカッコよかったかも~
でもやっぱモスラはインファント島の守護神…大和の聖獣なんて設定は似合いませんねェ~その点はギドラバラゴンも同じですけど~
やっぱメジャーな存在で、東宝を代表する怪獣たちだけにイメージの継続性は大事だと思います。
この作品では、まるでモスラという俳優が、最珠羅という似て非なるキャラを演じてるみたいに感じましたですゥ…ダハハ

一応、これで「GMK」に登場した四大怪獣完成させることができました。
最珠羅については、また改めて標本写真UPしたいと思いマッス

さて次回は、どんなコワイ怪獣に着手しようか考え中~デヘヘ