無題
image1 (602x800)
image2 (600x800)
image7
image6 (602x800)
image3 (601x800)
image5 (480x640)
image1
image0 (800x600)
魔人ハンター ミツルギ
おまんた世界 レジンキャスト 30cm
原型師 高垣 利信


おまんた世界 高垣さん謹製『魔人ハンター ミツルギ』やっとこさ完成デッス
前回の画像とあまり変わり映えしませんけど、けっこう描き込んだつもりですゥ~
原型がすばらしい造形なので、モノトーンでも十分スタチューとして鑑賞できますが、劇中のイメージをなんとか再現したくてけっこうジタバタしました。
とはいえ脳内イメージ優先でかなりアバウトですけど~

塗装レシピをもう一度おさらいすると…ベース色に使ったのはラッカーのライトガンメタルです。その上からアクリル塗料のガンメタルを筆塗りして綿棒でチマチマウォッシングしました。
ところどころにブロンズやチタンゴールドをエアブラシで吹いてグラデーションを入れ、甲冑の重なってる影の部分は、メリハリがつくようガンプラ用の墨入れペンで暗くしてあります。

腕と脚には、フラットレッドにオレンジを調合し、朱色っぽくしてエアブラシしました。
そしてその上に鎖帷子の亀甲メッシュを貼り付けてあります。
腰ひもは、ダイソーで買った手芸用の赤いヒモです。プロップはひょっとしたら革ヒモかもしれませんが、その辺はほどほどそれらしく雰囲気優先です~
剣用にガンプラ用のメッキペン試してみたんですが、あんまり効果がなかったので、アルミシルバー吹いてコンパウンドで磨いてます~

上の画像ではよく判りませんが、画像を大きくするとこんな感じ…
image0
image7 (640x489)
ちょっとこだわってみた鎖帷子が確認できますでしょwww
素材に何を使ったら劇中に近いイメージに近づけることできるかいろいろ検討してみた結果…
漫画を描くときに使うスクリーントーンを使ってみることにしました。しかし入手してみるとスクリーントーン自体は粘着力が弱いため曲面に貼ることが不可能なので、柔軟性のあるタトゥーシールにいったん転写してから貼り付けることにしました。
ところが…タトゥ―シールは密着性も柔軟性も良好なんですが、貼るのにスキルが必要で、曲面に難儀して、結果ボロボロの継ぎ接ぎ状態になっちゃいましたですゥ… 
それはサソリ軍団の怪獣と闘ったあとの傷だらけの状態ということで解釈してくださいませ~
通常の網目ではなく、亀甲メッシュにこだわってみたんですが、遠目にはほとんど見えません。
このスケールだと、近くで手に取って見ない限り、あってもなくてもぜんぜん問題ない感じです~
ただその辺は撮影用プロップのイメージに少しでも近づけたかったのでチャレンジしてみました。

高垣さんの作品の大きさは撮影用プロップとまったく同寸ですが、実際のプロップはストップモーション撮影用アニモデルなので、めっちゃ手が長くて人体とは明らかにシルエットが違い、全身のバランスが微妙に崩れています。
この作品はより人間のプロポーションに近づけて、まるで着ぐるみのように均整の取れたカッコいいフォルムにアレンジされています。アニモデルの人形ではなくまるで本物の甲冑みたいですね。

ちょっと11月に食い込んでしまいましたが、なんとか完成できましたです~
いつもと同じく脳内イメージ優先ですが、それらしく見て頂けたら大成功デッス

『魔神ハンター ミツルギ』についての “私論的怪獣形態妄想学” はこちらをご覧くださいませ~
私論的怪獣形態妄想学 Vol.9『ミツルギ』 : フクロムシ&コブクロムシ怪獣なんでも研究所