★2025年最初の製作は『地底戦車ペルミダーII世』です・・・とは言っても作り始めたのは去年末で正月三が日をフルに使って取り敢えずココまで出来ましたのでご報告させて頂きます。
★とその前に・・・
地底戦車ペルミダーII世とは「ウルトラマンタロウ」に登場した防衛組織ZATの地底戦車で、設定全長23m、「ウルトラマン」の科学特捜隊の地底戦車ペルシダーの後継車両とされています。
(ならばペル「シ」ダーとならなければいけないのですが、誤表記で「シ」を「ミ」と読み違え現在ではペル「ミ」ダーII世が正しい様です。尚、劇中では荒垣副隊長からは「ぺルミーダ2号」と呼ばれていました。)
先端に装備された2基のドリルはダイヤの1万倍の硬さを誇り逆回転も可能です…が このドリル⁉
誰が見ても(当時の子供が見ても)サンダーバードのジェットモグラを流用している事がバレバレでした。実際プロップも旧イマイ(現バンダイ)のジェットモグラタンクの模型を使っている事から、プロップのサイズは2尺(60cmクラス)の様です。

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(画像は映像作品OPのもの)
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★本編では第8話「人喰い沼の人魂」に登場。
大蛙怪獣トンダイルを相手に大活躍しますが、マグマライザーを除く他のウルトラ組織の地底戦車同様に登場は第8話のみ。(画像は映像作品中のサブタイトルと大蛙怪獣トンダイル。)
ZATのメカは惑星間航行ロケット「アンドロメダ」や潜水艦「アイアンフィッシュ」の様にOP画面のみに登場のメカもあるので、このペルミダーII世も同じ様に思われている人もおいでの様ですが、ペルミダーII世は一応活躍しました。(尚、この回は森山いずみ隊員が現場に初出動した回でペルミダーII世の空輸と空中からの援護射撃で腕前を披露しています。)

★さて製作・・・
実はこのメカを作ろうと思い立ったのは20年以上前!当時コンビニで売られていたKONAMIの食玩サンダーバードシリーズを買って何とジェットモグラが3つも出てしまった瞬間からです。
私的感想で申し訳ないのですが、正直このKONAMIのジェットモグラの出来は私的には最悪!処分も考えたのですが捨てる位ならジャンクパーツで使おうと言う事から始まりましたが、以後20年近くモスボールされていたのが一昨年の引っ越しで見つかったのが切っ掛けです。

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★先ずは1.2mmプラ板で基本のボディを箱組!(左)そしてそれに合わせてシャーシフレームをプラ板とプラ角棒で製作(右)
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★コクピットなどがある上部構造物をプラ板で箱組(左)KONAMIのジェットモグラをあてがいバランスを確認して後部エンジンを箱組、ルーフの曲面をポリパテで再現(右)

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★そしてポリパテでボディ全体のラインの修正と転輪の取り付け。尚、今回はプロップと同じ転輪が用意出来なかったので1/48の10式戦車の物を流用しました。

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★そして2025年1月6日現在の姿がコレ!ルーフトップの安定版や背負い式の構造物、マグマライザーの様なエンジンディテールを追加してOPで登場した2連装ドリルミサイルを製作しています。今回は流用したジェットモグラの構造上ドリルをモーターで回転させる事は不可能みたいなのでせめて各部ライトを点灯させようと考えています。
★それでは今回の製作報告はココまで!
今週末には下地サフまで行けたらイイなと思っております。

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けんたろうさん、一昨日はカレンダーありがとうございました。
そしてヴェンゲリラスの完成品と製作中のペルミダーⅡ世
すばらしい再現度に感嘆しましたです~
しっかしヴァンゲリラスの次作がタロウのメカとは驚きました。
ZATのメカはどれも複雑な形しているので、製作大変でしょ~
それに塗装もめっちゃ複雑で、再現にはかなりなスキルが必要だと思いますが
さすがメカマイスターけんたろうさん、パーフェクトな造型ですね。
これからますます寒い日が続きますが引き続き製作がんばってくださいませ~
完成品拝見できる日楽しみに待ってま~す