
以前にDVDをレビューしたことのあるコンテンツですが、2004年ロンドン郊外ストラトフォードにあるシビックホールで開催された英国のプログレッシブロックバンド モストリー・オータム… 一夜限りのフロイドトリビュートコンサートを収録したLIVEアルバム…
[PINK FLOYD REVISITED]デッス
[PINK FLOYD REVISITED]デッス
01. Pig's On The Wing Pt.1
02. Echos
03. Fat Old Sun
04. Another Brick In The Wall Pt.2
05. Sheep
06. Julia Dream
07. Hey You
08. Comfortably Numb
09. Run Like Hell
10. Pig's On The Wing Pt.2
CDで聴くと映像を観るのとまた違った趣がありますね。むしろ最近はLIVE映像観るよりサウンドだけ聴いてる方がよりイメージが広がって楽しいかも~
とくにプログレッシブバンドのLIVEはHMほど視覚的要素が少ないので、CDの方がより深く五体に浸透するように思います。
モストリー・オータムは英国で活動するベテランプログレッシブロックバンドで、従来ならフロントは女声Vo.のヘザー・フィンドレイなんですが、このLIVEではさすがにフロイドナンバーに女声Vo.は曲によってはマッチしないので、ヘザーは主にバックコーラスを担当してて、メインVo.はGのブライアン・ジョシュが歌っています。
ただ、[Julia Dream] や [Comfortably Numb] のウォーターズパートは、メインVo.としてヘザーのクリスタルな歌声を聴くことができます。
女声Vo.で聴く[Julia Dream]はめっちゃ新鮮です。その他のセットリストも70,80年代のフロイド全盛期の頃の歌モノが中心ですが、オリジナル以外で[Echos]を収録してるトリビュートアルバムはめっちゃ少ないので、ほんと貴重なLIVEだと思います。
ヘザーの歌う[Julia Dream]も、他のトリビュートアルバムで聴いたことがなかったので、めっちゃお気に入りになりました。
モストリー・オータムはフロイドに比べると、むしろカンタベリー系の柔らかく優しいサウンドのイメージなので、ベクトルはフロイドとは異なる方向だと思いますが、フロイドのオリジナルをリスペクトしながらも、独自のサウンドスタイルで演奏してるのは、ほんと新鮮に心に響きます。
本家がとっくに解散してるので、新録音のフロイドナンバーはこういったトリビュートアルバムでしか聴くことができませんが、往年の名曲をいろいろなアレンジで聴くことができるのがほんと楽しいですね。とくにスタジオ録音ではなく、LIVEコンサートで観たり聴いたりできるのは貴重だと思います。
フロイドを代表する名曲はまだまだたくさんあるので、次はどんなアーチストがトリビュートアルバムをリリースしてくれるのか興味はつきませんです~デヘヘ

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