植物学者が、旧約聖書の「エデンの園」があったという伝説のある遺跡で、植物の種の入った壺を発掘します。その植物は、地球上のすべてのものを浄化する働きを持っていて、現代の汚染された環境状態では急激に繁殖し、人類を滅亡させる危険性があります。
それを金儲けのネタにしようと画策した助手が研究所から盗み出しますが、鉱山跡でスナイパーによって射殺されてしまいます。そのとき種を地面に落としたために、謎の植物は急激に繁殖を開始、あっという間にネバダ州を覆い尽くし、西海岸の都市に迫ってきますが、あらゆる武器の威力が浄化され効果がなく、このままでは人類滅亡は時間の問題となります。
そんなとき主人公の女性植物学者が、研究所にある植物に付着した土壌から、植物の繁殖を制御することのできるワクチンの合成に成功、鉱山の地下にある主根にそれを注入し、危機一髪地球の危機は回避されるという王道のモンスターパニックムービーです～

基本モンスターは巨大な植物の根っこだけで、ジュランや草体のように花を咲かせるわけではありませんが、スケール的には有名なトリフィドより圧倒的に強大で、繁殖するスピードが半端ありませんから、なかなかの危機感をはらんでいます。旧訳聖書や死海文書がモチーフになってるところに、ちょっと惹かれたりするので、私的にはまあまあ次第点の作品だと思います。
もちろんB級映画ですから失笑を買いそうなところも多々ありますけどねェ～ダハハ

ただ問題はVFXの方で、モンスターはとうぜんCGで描かれているのですが、そのクオリティがひと昔前のC級映画のようにペラッペラで、実写との整合性が最悪、まるで実体感がありません
いくら俳優さんが迫真の演技をしてもギャグにしか見えないという感じwww
先月レビューした「モンスター・オブ・ウォー」とほぼ同クラスのGarbagemovieですゥ～www

アサイラム作品ではありませんが、ほぼほぼアルバトロスらしいモンスター映画です。
まあ巨大植物怪獣というところがちょっと面白いかも～根っこだけですけどねwww

なぜか中国版のトレーラーしか見つけられませんでしたけど～ダハハ