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宇宙大怪獣 ギララ
浅井造形 レジンキャスト30cm
原型師 浅井 篤

G極和尚プロデュース、浅井造形最新作の『宇宙大怪獣 ギララ』完成デッス
箱根大涌谷から火球となって飛び立つ寸前の雰囲気でしょうか
おとなしいポージングですが、はりつめた緊張感が充満してるでしょう~
いままで30cmクラスの恵まれなかったギララですけど、この作品は決定版といっても過言ではない傑作だと思いマッス

改めて眺めてみるとオーソドックスなスタイルに見えて、実はすごい個性的なフォルムをした怪獣であることが分かりマッス
それまでの邦画怪獣はどちらかというと下半身にボリュームのある三角形のシルエットを持ったスタイルがスタンダードでしたが、ギララは四肢の形状がめっちゃ独創的で、筋肉の隆起なのか異常に盛り上がった頂点部にヒレがついています
これが飛行するときに発光するのがめっちゃかっこいいかも~
手足が大きいけど身体はどちらかというとスリムでボリューム感は乏しいです

頭部も個性的な十字の星形で目玉は真っ赤な複眼…歯はなくくちばしのような形をしてて、てっぺんが球状の長い2本のアンテナとケムール人のようなラッパ状の器官がありますがどちらも機能は不明です~よく見るとグローブのようなでっかい手のひらにも吸盤がありますね シッポの先はのこぎりのようなハサミになっています
いろんなアイデアを盛り込んでますが、生物的には少々まとまりに欠けたデザインのようにも思います~
そんな先鋭的なスタイルをした宇宙怪獣なのに鳴き声が、いかにも猛獣的なダミ声なのがなんともアンバランスで愉快でした~

ストーリー的にもツッコミどころ満載のスキだらけの作品でしたが、松竹ゆいいつの怪獣映画だし、特撮の完成度はそこそこがんばってたんじゃないかな~とくにアストロボートAABガンマー号は邦画に登場した宇宙船の中でも傑作のひとつだと思いマッス
できれば続編で怪獣バトル観たかったかも~でも「タケ魔人」じゃないよ~ダハハ