
アニメゴジラのプレストーリー文庫本「怪獣黙示録」と「プロジェクト・メカゴジラ」デッス
怪獣が始めて出現した1999年から人類が地球を放棄する2048年までの約50年間にわたり、地球規模で次々と発生した未曾有の大惨事を、地球連合情報部調査官 アキラ・サカキが収拾した当時者の証言と言う形で綴られた一人称の小説です。ちなみにアキラはアニメの主人公ハルオ・サカキの父親デッス

1999年、ニューヨークに出現したカマキラスから物語は始まります。2002年ロンドンにドゴラ、2005年中国にラドンとアンギラスそして2017年ダガーラ、2022年オルガとけっこう長いスパンで世界中に怪獣たちが次々と出現します。体制に影響ないけどアマゾン川流域にガバラなんてのも現れます。その他半世紀にわたり世界中いたるところで「怪獣総進撃」はたまた「GFW」といった状況です~なんかイェーガーのいない「パシフィック・リム」みたい…そして2030年についにゴジラが出現

異星人エクシフ、ビルサルドの来訪…そして妖星ゴラスの出現、人類の地球脱出…etc
すごいスケールのでっかいSF大作ですね
アニメ[GODZILLA]三部作の前日譚としては十分すぎる情報量です。いきなりアニメ観ちゃうと謎な部分が多すぎるのですが、この文庫本で補完すると物語の全体像がより鮮明に浮き上がってきます。私はまださわりのところしか読んでないので、個々の怪獣による被害状況しか把握できてませんけど~ダハハ
しっかし物語のスケールがでっかくて躊躇してしまいます~いくらなんでも生物であるはずのゴジラに人類を滅亡させるほど強大なパワーを与えていいものか…これじゃあ自然災害を超越していますよねェ~まさに神の仕業ですゥ~私的にはもう少し地域限定的(日本限定)な禍であってほしいんですけど…いくらなんでも単体のゴジラが地球規模で人類を絶滅させるストーリーは話がでっかすぎてついていけませんです~
それにカマキラスとかクモンガ、カメーバ、ヘドラなんて和洋折衷ネーミングの怪獣はシリアスなSF大作にはすごく違和感がありますゥ。ゴジラ自体すごくクラシックな響きですね。英語表記のGODZILLAだと幾分緩和されるように思いますけど…

いずれにせよ私たち世代のゴジラとはまったく違う異世界でのお話です~
この文庫本、2冊ともけっこうページ数が少ないので、その気になればすぐ読破できるかも~これ読んだ後、アニゴジ再見するとストーリーの解像度が上がるでしょうね。ほんじゃ頑張って読んでみることにいたしマッス……でも最近小さな文字読んでるとすぐに眠くなっちゃうからなぁ~



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