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昨日、近所の本屋さんで文庫本の「星を喰う者」GETしました
これから読むんですが、あのクライマックスの観念的なメトフィエスの教義の部分、どう表現されているのかめっちゃ興味がわきます
少なくともあのシーンを文章のみで表現するのかなり難しそう…映像作品ではセリフと映像にまったく整合性がありませんから~でもあのシーンにしかモスラが登場しないから、セリフ主体で表現すると漠然としちゃって、ぜんぜん盛り上がらなくなってしまうと思います。ゴジラギドラのラストバトルとも直接は関係ないお話ですし~

正直なところ、3部作とも観たことは観たんですが、個人的に観たかったG作品とはまったく違う世界のお話でした。むしろ登場する怪獣はゴジラじゃなくてまったくの新怪獣の方がしっくりくるように思います。たとえばクローバーフィールドみたいな…ストーリー展開に従来のゴジラのイメージが邪魔をしてすごく違和感を覚えました
“ゴジラ”とか“メカゴジラ”とかいう聞き慣れた言葉が、ビジュアルとまったくミスマッチしてるように観ながらたえず感じてました。その点、ヴィジュアルなしに小説で読んだ方が違和感少ないかと思いましたが、読んでると先に観た映像が頭に浮かんでくるので結局映画観てるのと同じ感覚になっちゃいますね…ダハハ

「レジェンダリーゴジラ」「シン・ゴジラ」そして「アニメ・ゴジラ」と昨今のG作品は、怪獣の名称が同じゴジラであることをのぞいては、まったくコンセプトの違う亜種ばかりですね。本来のG作品にもっとも近い雰囲気を持っているのは皮肉にも本家製作じゃなくハリウッドのGODZILLAの方かも~
とくに来年公開の「KING OF THE MOUSTERS」はトレイラー観てるだけでワクワクします。やっぱ娯楽性は大事だと思います。たしかに「シン・ゴジラ」もよくできた面白い作品でしたが、完全に自己完結したG作品として続編を許さないガラパゴス映画でした。日本では好評でも海外ではとうてい理解してもらえない作品でしょ~

「アニメ・ゴジラ」も2万年も先の遠い未来のお話…一般庶民の日常とはかけ離れた世界です。そんな未来でのゴジラの脅威なんてとてもピンときません。ましてやゴジラ排除ありきのお話で、わざわざゴジラのところへケンカうりに行っちゃうんだものなァ~結局のところハルオの私怨による仇打ちですよねぇ…ハルオが人一倍根に持つタイプだっただけ…ビルサルドの連中を除いてはめっちゃ迷惑な話だと思います~

人類を地球から追い出すほどの存在としては、いくらゴジラといえどかなり無理があるかも~人類を滅ぼすのが目的で怪獣たちが出現するというのもちょっと理解に苦しむところですゥ~それと対G兵器があまりにも貧弱です。その程度の戦闘力で倒すことができるのであれば、そもそも地球から脱出する必要なかったかも~それに現実感が皆無なわりには従来のG作品に比べるとやたら暗くて悲壮感ただよう物語でしたですねェ~

とかなんとか…いろいろフラストレーションのたまる3部作でしたが、あのセリフも映像も抽象的なクライマックスを、文章でどう表現されているのかめっちゃ興味津々…
これからじっくり読ませていただこうと思いマッス